私の壁見えてますか
2020年01月14日 09時14分 JST | 更新 2020年01月14日 12時37分 JST

麻生太郎氏「子供産まなかった方が問題」 2019年のジェンダー差別発言のネット投票でワースト1位

振り返ってみると、やはりどれも見過ごす事はできない発言ばかりだ...。

市民団体「公的発言におけるジェンダー差別を許さない会」は1月11日、政治家のジェンダーに関する問題発言の投票キャンペーンの集計結果を公表し、麻生太郎財務大臣兼副総理が1位となった。

同キャンペーンは今回が3回目だが、麻生氏が2年連続でワースト1位だった。

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麻生太郎財務大臣兼副総理

投票の対象となったのは、2019年に政治家が発した発言のうち、団体のウェブサイトであらかじめ選ばれた8つの発言。

これについて、1人最大2票を投じることが出来る仕組みで、2019年12月30日から2020年1月9日の投票期間を設けた。投票には3820人が参加し、投票総数は7593票だった。

その結果、1位は麻生太郎財務大臣兼副総理、2位は安倍晋三首相、3位は平沢勝栄衆議院議員となった。

ワースト3位から順に発言を振り返る。

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平沢勝栄衆院議員

第3位 平沢勝栄衆議院議員(2019年1月3日)票数886

 

「LGBTで同性婚で男と男、女と女の結婚。これは批判したら変なことになるからいいんですよ。もちろんいいんですよ。ただ、この人たちばっかりになったら国はつぶれちゃうんですよ」

この発言について平沢氏は、2019年1月7日のハフポストの取材で「同性婚は憲法に保障された権利」とした上で、LGBT批判が発言の真意ではなかったと説明。

さらに、「入管法の話から、日本の人口減少や人手不足について言及した。その中での発言だった」と釈明していた。

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安倍晋三内閣総理大臣

第2位 安倍晋三首相(2019年7月16日) 票数1765

 

「お父さんも恋人を誘って、お母さんは昔の恋人を探し出して投票所に足を運んで」

朝日新聞デジタルによると、この発言は参院選の最中、2019年7月16日に新潟県上越市などでの安倍首相が行った街頭演説で期日前投票を呼び掛けた際に出たものだ。

同キャンペーンを実施した団体のまとめによれば、国のトップの問題発言は、他の議員や大臣からの問題発言を助長し問題発言が生まれる政治風土の改善も進まないといった指摘や、女性を軽視している・家族観が歪んでいるなどの声もあったという。

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麻生太郎財務大臣兼副総理

 第1位 麻生太郎財務大臣兼副総理(2019年2月3日)票数2588

 

「(日本人の平均寿命が延びたのは)いいことじゃないですか。素晴らしいことですよ。いかにも年寄りが悪いみたいなことを言っている変なのがいっぱいいるけど間違ってますよ。子供を産まなかったほうが問題」

福岡県芦屋町で開かれた麻生氏自身の国政報告会で、少子高齢化に話が及んだ際の発言。

これについては、不適切な発言だという批判が相次ぎ、翌2月4日午後の衆院予算委員会で追及され、撤回を求められた。

批判に対し麻生氏は、「全体を聞けば趣旨を理解いただけると思うが、発言の一部だけが報道された。発言は今後気をつけたいし、撤回したい」と述べ、発言を撤回した

注)
投票キャンペーンを行った市民団体「公的発言におけるジェンダー差別を許さない会」によると、公職者自身によるTwitterアカウントでの発言は公的発言の範疇に含まれるものの、Twitter上での発言のみで報道がなされていないものに関しては投票対象から外れており、「報道された公的発言」のみを対象としているという。

また、2019年12月28日以降に報道された問題ある公的発言については、対象になっていない。

【訂正 2020/01/14】
本記事では当初、2019年のジェンダー差別発言の紹介について、『公的発言におけるジェンダー差別発言を許さない会』による「調査」「調査結果」などと表記しておりましたが、正しくは「投票キャンペーン」の誤りでした。読者の方々の誤解を招く恐れがあることから、当該の表現を訂正致しました。