4人が体調不良で搬送。中国・武漢からのチャーター機が到着。

新型コロナウイルスによる肺炎は中国内で死者が130人を超え、患者の数は約6000人に…。感染の拡大が続いています。
中国・武漢市から邦人を乗せて帰国した政府のチャーター機(東京・羽田空港)
中国・武漢市から邦人を乗せて帰国した政府のチャーター機(東京・羽田空港)
AFP=時事

新型コロナウイルスによる肺炎が広がる中国の武漢市から、日本人を帰国させるためのチャーター機第1便が1月29日午前8時40分ごろ、羽田空港に到着した。

チャーター機には206人が搭乗。医師らが同乗し、機内で問診などを受けたという。搭乗前の診察では発症者は確認できなかったが、機内で2人に発熱や咳などの症状が見られ、隔離スペースで過ごしたという。

羽田空港に着陸したチャーター機の近くには、複数の救急車やバスが待機していた。

AbemaTVによると、着陸後は4人が体調不良で東京都内の病院に搬送されたという。

症状がない場合は医療機関で検査を受けた後で自宅待機などの対応をとる。厚労省によると、新型コロナウイルスの潜伏期間は最大で14日程度と見られている。

チャーター機は、第2便が29日夜、第3便が30日夜に日本から武漢に向けて出発する予定という。

NHKによると、新型コロナウイルスによる肺炎は中国内で死者が130人を超え、患者の数は5974人となるなど、感染の拡大が続いている。

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