KIRINJIが年内でバンド活動終了。「解散じゃありません」

2月から行われる全国ツアーのあとは、現編成のKIRINJIを振り返る内容のファイナルライブを行う予定という。
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KIRINJI公式サイト

5人組バンドのKIRINJI(キリンジ)が1月31日、2020年いっぱいでバンドの活動を終了すると発表した。その後は堀込高樹さん(vo.gt.key)を中心に、メンバーが緩く繋がった変動的な音楽集団として活動するという。公式サイトで発表した。

KIRINJIは1996年に堀込高樹さん、泰行さんの兄弟により「キリンジ」として結成され、1998年にメジャーデビュー。2013年に弟の泰行さんが脱退し、その後、現在の5人編成のKIRINJIとなった。2019年11月に最新アルバム「cherish」を発売した。

現体制での活動終了を伝えるメッセージの中で、アルバム「cherish」について、「キリンジ時代から数えれば程々に長い我々のキャリアの中でも『one of the best』と言える内容であったと自負しております」と達成感を示したうえで、「本作を作り終え、現編成のKIRINJIとして出来うることは全てやってしまったという思いも生じてまいりました」と告白。

2020年で現体制でのバンド活動を終了するとして、「以後は、堀込高樹を中心とする変動的で緩やかな繋がりの音楽集団(現在のメンバーも含まれます)として活動する」と表明した。

詳細については後日発表するという。

2月から行われる全国ツアーのあとは、現編成のKIRINJIを振り返る内容のファイナルライブも行う予定という。

KIRINJIが公式Twitterでバンド活動終了を伝えるツイートをした後、堀込高樹さんは「解散じゃありません」と公式アカウントから投稿。

「来年からは違う形のKIRINJIを始めます、ということです。解散じゃありません。KIRINJIはまだまだ続きます。今まで以上にたくさんライブやって、作品つくりますから!」とファンへのメッセージを綴っている。

KIRINJIのメッセージは以下の通り。

皆様へ

日頃よりKIRINJIの音楽をお聴きいただき、誠にありがとうございます。

今後の活動に関して、ご報告をさせていただきます。

昨年11月にリリースした我々の最新のアルバム『cherish』は、各方面からご好評をいただき、キリンジ時代から数えれば程々に長い我々のキャリアの中でも「one of the best」と言える内容であったと自負しております。
一方で、本作を作り終え、現編成のKIRINJIとして出来うることは全てやってしまったという思いも生じてまいりました。
その観点から、さらなる発展に向けて2020年いっぱいをもってバンドとしての活動を終了し、以後は、堀込高樹を中心とする変動的で緩やかな繋がりの音楽集団(現在のメンバーも含まれます)として活動する事になりました。

したがいまして、今年の2月28日から始まる『KIRINJI TOUR 2020』が楠均、田村玄一、千ヶ崎学、弓木英梨乃、堀込高樹の5人によるKIRINJIの最後のツアーとなります。
その後は、いくつかのフェスやイベントに出演し、秋から冬あたりに現編成となってからのKIRINJIを振り返る内容のファイナルライブを行う予定です。詳細については、後日発表いたします。
これらのライブにおきましては、残り少ないバンドとしての活動を悔いのないものとすべく、最高のパフォーマンスをお届けする所存でおります。

突然のお知らせで驚かせてしまい、本当に申し訳ありません。
バンドとなって7年、多くの方々の応援やご協力で充実した活動を行うことができました。
メンバー並びにスタッフ一同、心より感謝申し上げます。

引き続き、KIRINJIを応援していただけますよう、よろしくお願いいたします。


KIRINJI
楠均、田村玄一、千ヶ崎学、弓木英梨乃、堀込高樹

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