表現のこれから
2020年02月09日 12時10分 JST | 更新 2020年02月09日 12時13分 JST

「間違いを犯した人を排除しようとする世の中になっている」カンニング竹山さん、相次ぐ不倫報道でメディアの責任を指摘

芸能人の相次ぐ不倫報道だけでなく、薬物報道にも言えることかもしれない...。

時事通信社
お笑い芸人のカンニング竹山さん

お笑い芸人のカンニング竹山さんが2月9日、テレビ番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演し、相次ぐ芸能人の不倫報道について、「何か間違いを犯した人を排除しようとする世の中になっている」と指摘し、メディアが執拗に騒動を報じることについて自身の見解を示した。

フジテレビ『ワイドナショー』公式サイト
2月9日にカンニング竹山さんが出演した『ワイドナショー』

「何か間違いを犯した人を排除しようとする世の中になっている」

番組は俳優の鈴木杏樹さんと喜多村緑郎さんの不倫のニュースを取り上げた。

コメントを求められた竹山さんは、「不倫は男が悪いと思います。今回(鈴木さんと喜多村さんのケース)も、奥さんのことも責任をとったり、ちゃんと全部しなきゃいけない」と持論を述べた。

その上で竹山さんは、「ここ数年、メディアは一方の方向で叩き過ぎちゃっているので、不倫した人とかそういう何か間違いを犯した人を全部排除しようとする世の中の流れになっていて、それがあまりにも行き過ぎている。そうなってくると、一度間違いを犯した人は社会復帰できないのかということになる。報道の仕方とか表現の仕方をもう少し考えないと」と指摘。

メディアが執拗に騒動を報じることが一度間違いを犯した人を排除し社会復帰を妨げる風潮を作っているのではないかと、報道する側の問題点を指摘し、自身の見解を示した。

ネタにして利益を得ようとすると「傷つく人がいる」

フジテレビ公式サイト
直撃LIVE グッディ!公式サイト

竹山さんは1月28日にも、自身がコメンテーターを務める情報番組『グッディ!』(フジテレビ系)で、「何か騒動を起こした人を、日本のメディアは数年前から袋叩きにするようになった。でもこれって実は、芸能界云々関係なく、ちょっとこれまずい方向じゃないかな」と発言。

芸能人の不倫や薬物使用などの騒動について長尺を割いて報じている現状を、「うちの番組(グッディ!)もそうだし、他のメディアとかもそうだけど、これをネタにして利益を得ようとするわけじゃないですか。でも利益を得ようとすればするほど、傷つく人がいるわけですよね。そのことを考えると、もうちょっと(メディアは)黙っておいてあげたらとも思う」と指摘。

騒動を起こした人のことを過剰に報道する風潮に対して、テレビというメディア自体が違和感を持つことが重要なのではないかと訴えていた。

芸能人の不倫や薬物使用が相次いで報じられるたびに、それらを「ネタ」としてこぞって取り上げるテレビのワイドショー番組。

 影響力のあるワイドショーのあり方が、いま、問われている。

ハフポスト日本版は「 #表現のこれから 」という特集を通じて、ニュース記事を始め、アート、広告、SNSなど「表現すること」の素晴らしさや難しさについて考えています。記事一覧はこちらです。

過熱報道やバッシングは世の中を良くするのか?

過ちを犯した人は笑ってはダメなのか...。

ハフポスト日本版は、2月22日(土)13:00からイベントを開いて、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。

2019年から、SNS時代の表現の難しさや可能性について、イベントや記事を通して考えている企画「 # 表現のこれから」の一環です。

ぜひ、ご参加ください。

イベント詳細

【タイトル】過ちを犯した人は笑ってはダメなのか

日時】 2020年2月22日(土) 13:00-15:45 受付開始:12:30

場所BPM

(〒154-0001 東京都世田谷区池尻2丁目31-24 信田ビル2F)

東急田園都市線 池尻大橋駅から徒歩30秒

参加費】税込2,000円(1ドリンク付き)

お申し込みURL】https://hyogen-event-4.peatix.com/view

申し込み締め切り】先着順

定員】 70人

【ゲスト】雨宮処凛さん(作家・活動家)・高知東生さん(俳優)・田中紀子さん(公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 代表)※五十音順

【ファシリテーター】石戸諭さん(記者 / ノンフィクションライター)

【主催】ハフポスト日本版

【イベントに関するお問い合わせ】event@huffpost.jp