阪神・藤浪晋太郎投手、嗅覚に異常で新型コロナに感染の疑いとスポーツ紙が報道。プロ野球界で初めてPCR検査

藤浪投手は数日前から「匂いを感じない」など嗅覚に異常を感じていたという。

プロ野球・阪神タイガースの藤浪晋太郎投手が、新型コロナウイルスに感染したかを調べるためPCR検査を受けると、複数のスポーツ紙が3月26日に報じた。日本のプロ野球選手が同検査を受けることを公表するのは初めてだという。

藤浪晋太郎投手(阪神タイガース)
藤浪晋太郎投手(阪神タイガース)
時事通信社

日刊スポーツの報道によると、藤浪投手は数日前から匂いを感じないなど嗅覚に異常を感じ3月24日に兵庫県内の病院を受診。

翌25日には再度別の病院を受診し、医師の判断でPCR検査を受けることになったという。

デイリースポーツによると、これを受けて26日に鳴尾浜球場(兵庫県西宮市)で予定されていたソフトバンクとの2軍の練習試合は中止となり、選手や関係者には自宅待機の指示が出されたという。

日本野球機構(NPB)と日本プロサッカーリーグが新型コロナウイルス感染症についてまとめた提言書では、選手本人に陽性反応が出た場合は入院もしくは自宅待機とし、濃厚接触者についても自宅待機とすることを決めている。

加えて、その他の選手やチーム関係者は、原則としてチームの動きに従い、予定通り試合・練習し、チーム全体の活動はこの時点では停止しないと書かれている。

日本野球機構は3月23日、発表されていた練習試合を一定期間中止するとしていた。

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