大坂なおみ、東京オリンピック延期に「人種や国籍を越え、多くの命を救うのが大切」と理解を示す

新型コロナの影響による延期について「残念という言葉だけでは言い表せない」とTwitterに思いを投稿しました。

テニスの大坂なおみ選手が3月28日、自身のTwitterで東京オリンピック・パラリンピックが延期されたことに対する思いを投稿した。

CARTAGENA, SPAIN - FEBRUARY 07: Naomi Osaka of Japan looks on prior to her match against Sara Sorribes Tormo during the Fed Cup qualifiers first round match between Spain and Japan at Centro de Tenis La Manga Club on February 7, 2020 in Cartagena, Spain. (Photo by Pablo Morano/MB Media/Getty Images)
CARTAGENA, SPAIN - FEBRUARY 07: Naomi Osaka of Japan looks on prior to her match against Sara Sorribes Tormo during the Fed Cup qualifiers first round match between Spain and Japan at Centro de Tenis La Manga Club on February 7, 2020 in Cartagena, Spain. (Photo by Pablo Morano/MB Media/Getty Images)
Pablo Morano/MB Media via Getty Images

投稿は、日本語と英語で書かれたメモのスクリーンショット画像が添付されている。

大坂選手はまず「オンリピック延期のニュースが報道された数日前から、自分の思いをどうやってみんなに伝えるのか考えていた」と切り出した。

自分にとって母国開催のオリンピックの重要性にも触れ、延期に対して「残念という言葉だけでは言い表せない気持ちです」と心境を明かした。

それでも、出場を目指す選手として「私をはじめ、すべてのアスリート達は2021年の舞台に向けてトレーニングに全力を注ぐ事と思います」と前を向いた。

一方で、新型コロナウイルスの世界的感染拡大を踏まえて「しかし、今私達がしなければいけないことはスポーツを救う事ではなく、世界中の人々が人種や国籍の壁を越えて、数多くの命を救うのが一番大切なことです」と強調。IOCや日本側の延期判断に理解を示した。

日本の人たちに向けて「2021年に我が国の美しさを 世界の皆様に見せましょう。それまで、どうか健康に気を付けて、思いやりの心を忘れずに、みんなで頑張りましょう」と呼びかけた。

注目記事