武漢市、死者を1290人少なく報告していた。医療体制整わず報告漏れがあったと釈明

武漢市の累計死者数はこれで3869人となった

中国湖北省の武漢市は4月17日、新型コロナウイルス感染症の死者や感染者について、これまで過少に報告していたとして、死者1290人を新たに統計に計上した。武漢市の累計死者数はこれで3869人となった。

武漢市の病院(イメージ)
武漢市の病院(イメージ)
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また、感染者数も325人追加され、累計で5万333例となった。

中国国内の感染者数の統計をめぐっては、過少に計上しているのではという疑問も海外から寄せられている。国営通信社の新華社によると、武漢市政府の責任者は「医療機関の収容能力や、医療従事者の負荷が大きかったために報告漏れや誤りがあった」などと釈明した。

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