“空っぽ”になった犬の保護施設で職員が大喜び。新型コロナ禍に里親になる人が急増中(動画)

アメリカ・フロリダ州にある動物保護施設。開設以来初めての快挙を喜ぶ職員の動画を投稿した。

世界中で新型コロナウイルスの感染が広がる中、一つの明るいニュースが入ってきた。

普段は引き取り手を待つ犬で溢れるアメリカ・フロリダ州にある動物保護施設の一角で、全ての保護犬に里親が見つかり、スペースが空っぽになった。

施設が4月14日にFacebookで報告し、開設以来初めての快挙を喜ぶ職員の動画を投稿した。

動画では、空っぽになった保護スペースにマスク姿の職員らが並び、拍手して喜びを表現している。

投稿は「信じられないぐらい喜ばしいことが今日ありました」と前置きした上で、「パームビーチ郡の動物保護施設史上初めて、3つある犬用保護スペースのうちの1つが空っぽになりました!」と喜んだ。

保護犬の世話や引き受け先を探した施設の職員やボランティアの人、犬の里親になった人たち全てに対して感謝をつづった後、「この勢いを持続させ、良い流れを広げよう!」と投稿した。

施設内には3棟の保護スペースがある。CNNによると、それぞれ48の犬用の部屋があり、通常は各部屋に2頭ずつが保護されているという。

他の棟で保護中の犬や、数匹の猫や馬が未だに里親を探しており、施設は興味がある人は申し込みしてほしいとお願いしている。

CNNによると、アメリカ国内の動物保護施設の多くでは、新型コロナウイルスによる自宅待機中に新たにペットに費やす時間が増えた人たちから、里親の申し込みが急増しているという。

一方で、職を失ったり心を病んだりして、世話ができなくなった人たちのペット放棄が増える恐れもあると指摘している。

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