山中伸弥教授、ジョギングや散歩中のエチケットを公開 「周りにウイルスを撒き散らしているかも」【新型コロナ】

ジョギングや散歩の際の、大きな「落とし穴」。注意すべき点とは?

新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が呼びかけられる中、適度な運動機会を求め、家の近所などをジョギングする人の姿を見かけるようになった。

自身もマラソンランナーである京都大学の山中伸弥教授は、ジョギングをする際に注意するべき「エチケット」をYouTubeで公開している。

ジョギングや散歩などでリフレッシュしたいと考えている人は、ぜひこの動画を参考にしてほしい。

説明する山中伸弥教授
説明する山中伸弥教授
SHINYA YAMANAKA

公開されているのは、約2分間の動画だ。

山中教授は冒頭、「新型コロナウイルスの影響で外出ができない状況が続いています。でも、時々のジョギングや散歩はOKという風に言われています。公園でジョギングをしている人が多くなっている気がします」と述べた。

一方で、「新型コロナウイルスは、感染しても多くの人では症状が出ません。感染していてもジョギングをするくらいの方がたくさんいます。走って大きな息をしますと、周りにもしかしたらウイルスを撒き散らしているかもしれません。咳やくしゃみと同じような状況です」と指摘。

周りの方への「エチケット」として、走る時もマスクを着用するよう呼びかけた。

さらに動画では、山中教授がジョギングの際のマスク着用で息苦しさを感じる人向けに、代用品も紹介している。

最後には、「皆んなで正しい行動を粘り強く続けていくと、ウイルスもきっと勢いを失うと思います」とメッセージを伝えた。

詳しくは、この動画を見てほしい。

【山中伸弥教授の動画はこちら】

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