新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
2020年05月22日 15時42分 JST | 更新 2020年05月22日 17時21分 JST

東京都が休業要請ロードマップを発表。学校は分散登校。カラオケ店やスポーツジム緩和めど立たず【新型コロナ】

東京都は、新型コロナウイルスへの今後の対応をまとめたロードマップを発表。休業要請を緩和する対象施設を示した。

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新型コロナウイルスの対応を巡る、東京都のロードマップ

東京都は5月22日、新型コロナウイルスへの今後の対応をまとめたロードマップを発表した。緩和の行程を3段階に分け、休業要請の緩和や都立学校の再開を段階的に進める方針。

都は、緊急事態宣言が出ている間は外出自粛や休業の要請を続ける。一方、国は早ければ25日にも宣言を全面解除する検討に入っており、都は解除された場合、ロードマップに基づき段階的に緩和する。

■3ステップで段階的に緩和

第一段階である「ステップ1」の緩和対象は、博物館や図書館などの展示施設、観客席を除く体育館や水泳場など屋内の運動施設など。スポーツの無観客試合も可能となる。

「ステップ2」は、学習塾や劇場、映画館、商業施設など。

「ステップ3」はネットカフェや漫画喫茶、パチンコ店、ゲームセンター、遊園地などが含まれる。

イベントの参加人数も、50人(ステップ1)、100人(ステップ2)、1000人(ステップ3)と段階的に引き上げる。

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休業要請の緩和の対象施設(段階別)

■学校は分散登校。めど立たない施設も

休校が続く都立学校は、児童生徒の登校者数や在校時間を制限する「分散登校」から再開。最初は週に1回、在校時間を2時間程度とする。その後、「週2~3日」「週3~4日」と徐々に登校頻度を増やし、在校時間も「半日」「1日」と延ばして全面再開を目指す。

集団感染のリスクが高いとされる接待を伴う飲食店やライブハウス、カラオケ店やスポーツジムなどは緩和のめどが立っていない。

都は、感染の第2波への備えとして、休業などを再要請する指標の基準値を超えた場合は「東京アラート」を発動することも発表した。発動中は、お台場のレインボーブリッジを赤色に点灯して注意を呼び掛ける。

ステップ1〜3の移行は、

・新規感染者数が1日20人未満(1週間平均)

・新規感染者における感染経路の不明率が50%未満

・週単位の陽性者の増加比が1未満

という三つの数値基準に基づき判断する。

小池百合子知事は22日の会見で、ロードマップの狙いについて「感染症防止と経済社会活動の両立を図る、という新しい日常を定着していこうという気持ちはみなさんが持っている。その道筋を示し、乗り越えるために作成した」と説明した。