アートとカルチャー
2020年06月19日 12時54分 JST | 更新 2020年06月23日 13時23分 JST

【UPDATE】電気グルーヴ、復活。石野卓球さんが配信再開で「We are back」と宣言。ネットには喜びの声

2019年3月にレコード会社が配信を停止してからおよそ1年3カ月。YouTubeチャンネルなどで視聴できるように。

Apple Musicより
Apple Musicでの配信が再スタートした電気グルーヴ

テクノユニット「電気グルーヴ」の作品がネットに復活した。YouTubeやApple Musicなどで配信が停止されていた音源や映像が、6月19日までに再び視聴できるようになった。

メンバーの一人であるピエール瀧さんが2019年3月に麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたことを受け、ソニー・ミュージックレーベルズは、音源・映像を回収および出荷・配信停止するなどの措置を講じていた。

その対応に対し、もう一人のメンバーである石野卓球さんは「執行猶予期間ってまた社会復帰する為の期間なのに音源差し止めて収入源を断つってどういうことなんだろうね?」などと問題提起をしていた。また、作品回収に反対する署名活動なども行われていた。

石野さんと瀧さんはそれぞれソニー・ミュージックアーティスツとのマネジメント契約を終了し、2019年11月に新会社「macht inc.」を設立している。

石野さんは自身のTwitterで、今年6月にも、電気グルーヴの原盤権を所有する同社に対し、抗議の意を示していた。 

現在、オフィシャルYouTubeチャンネルApple Musicなどの音楽サブスクリプションサービスで音源や映像を視聴することができるようになっており、iTunes Storeでも楽曲を購入できる。

石野さんは、19日午前に「We are back」とTwitterに投稿。イギリスのテクノユニット「LFO」の1991年の楽曲タイトルと同じ文言のカムバック宣言だった。

ネット上では、「復帰おめでとう!」「やっと聞けるようになって嬉しい」「署名運動に参加してよかった」などと、ファンから喜びの声が溢れており、多くの人が電気グルーヴの楽曲を聴いている様子が確認できる。

 

【UPDATE 2020/6/23 12:30】

ハフポスト日本版は、ソニー・ミュージックレーベルズに対して「出荷・配信の再開を決断した経緯と、その理由についてどう考えているか」などと質問。6月23日に書面で回答があった。

販売や配信の中止について、「弊社では、昨年の3月13日当時、契約アーティストが麻薬取締法違反容疑で逮捕される、という事態を厳粛に受け止め、企業としてコンプライアンスを重視すべき立場から、ピエール瀧及び電気グルーヴ関連のパッケージ商品の販売中止とデジタル音源の配信停止を実施、継続してまいりました」と説明。

その上で、「その後、社外の多くの方から寄せられた様々なご意見を含め、今回の事例における諸事情を総合的に勘案の上、6月19日よりCD、映像商品の出荷及び音源、映像のデジタル配信を再開いたしました。出荷及び配信の停止中、ファンの皆様にはご心配とご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます」と回答があった。