地下鉄でマスク着用指示→暴行疑いの男性を立件 韓国

韓国では、公共交通機関の乗客のマスク着用を義務化した。
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MoMo Productions via Getty Images

韓国で、マスク着用を勧めた地下鉄の保安員を暴行した疑いで、男性が警察に立件された。

釜山・釜山鎮警察署は7月1日、鉄道安全法違反の嫌疑で60代の男性を取り調べ中だと明かした。

警察によると、男性は6月27日、釜山都市鉄道釜田駅の地下鉄内で、釜山交通公社所属の地下鉄保安員に暴言をはき、暴行した嫌疑を受けている。容疑者の男性は、地下鉄でマスクを鼻の下におろしていたが、この時、保安員が「マスクをちゃんと使ってください」と要求すると、彼に向かっていきなり暴言をはき、拳を振り回した。

容疑者の男性は駅務室に行く途中も無法なふるまいをし、警察官が現地に出動すると止めた。保安員の男性は「乗客たちが不安がるため協力してくれと言うと、暴言を吐いた。私がなぜ暴言を吐くのかと尋ねると『保安でもしてろ』と答えた」とYTNに伝えた。

政府は、新型コロナウイルス拡散を防ぐために、全国のバスと地下鉄、タクシーなどの公共交通機関の乗客に対して、マスク着用を義務化している。

警察は「防疫規則に違反し、公共交通の運転手などを加害する行為は、国民の安全を脅威する重大な犯罪。厳重に対応する」とした。

ハフポスト韓国版を翻訳・編集しました。

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