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2020年08月12日 20時10分 JST | 更新 2020年08月19日 16時15分 JST

香港のために...日本政府にして欲しい6つのこと。周庭さんら逮捕受け、在日香港人たちが国会前に集まる

周庭さんの知り合いだという女性「彼女は信念を貫き通している」

香港で、民主活動家・周庭(アグネス・チョウ)さんら10人が8月10日に国家安全維持法違反の疑いで逮捕されたことを受け、有志団体が国会議事堂の前に集まり、日本政府に対し、人権侵害などを受けた香港人への特別在留許可の付与など6つの項目を求めた。

現場には在日の香港人も訪れ「国家安全法は国際社会の脅威だと日本の皆様に訴えたい」などと語った。  

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国会前に集まった参加者たち

■在日香港人らが横断幕掲げる

主催したのは、香港を支援するために結成された有志団体。8月10日に周庭さんや、共産党政府に批判的な「蘋果日報(アップルデイリー)」創業者の黎智英(ジミー・ライ)さんら10人が逮捕されたことを受け実施された。2人はすでに保釈されている。

主催団体は、今回のアクションで声明文を発表。日本政府に対し、人権侵害への調査に加え、在日香港人の在留期限の延長や、日本への移住などをしやすくする措置など6点を要請した。

・香港市民を含む包括的な人権侵害に対する調査の実施
・就労ビザ、ワーキングホリデービザなどの取得基準の緩和
・在留中の香港市民のビザの延長
・入国後14日間の隔離とPCR検査を条件に、深刻な人権侵害が認められるなど緊急避難が必要な香港市民に対する特別在留許可の付与
・社会活動に参加し実刑判決を受けた場合、これを政治罪とみなし、入管法に基づき日本への上陸を許可する
・新たに日本でビジネスを行い、香港市民を積極的に雇用する企業に対する優遇措置の適用

加えて、日本の企業や団体などには積極的な香港人の雇用を求めたほか、国家安全法をめぐる一連の出来事に対して引き続き関心を持つよう呼びかけた。

主催団体のメンバーで、香港と日本のダブルでフリーライターの伯川星矢(はくがわ・せいや)さんはマイクを握ると、「日本人がどう思って、日本政府に何をして欲しいのか。その気持ちをぶつけるために国会前という場所を選んだ」などと話した。

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マイクを握って訴える伯川星矢さん

現場では、開始予定時刻の午後6時頃には目測で50人あまりが集まり、徐々に人だかりが大きくなっていった。「Stand with HK(香港とともに立つ)」や「光復香港・時代革命(香港を取り戻せ、時代の革命だ)」などと書かれた横断幕や旗を持つ人の姿もあった。

集まりを見守った21歳の香港人男性は、ハフポスト日本版の取材に対し「香港の友達は今動きにくいので、日本にいて発言の自由がある自分が、国家安全法は国際社会の脅威だと日本の皆様に訴えたい。(集まりに参加したことで)香港に戻った時に逮捕されるのはある程度覚悟している」と話した。

また、周庭さんと知り合いだという40代の香港人女性は「彼女は警察に連行される時、毅然とした態度で堂々と報道カメラの前を歩いた。何も違法なことはしていない、信念を貫き通しているからだと思う」と語った。

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国会を背に旗を掲げる参加者の男性