虹を簡単に作るコツとは?ポイントは 水を撒く向き

用意するものは、水を入れた霧吹き。
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8月にはいって暑い日が続いているので、自宅や近所で水遊びをする機会が増えてるかもしれません。
いつもの水遊びでも十分楽しいですが、虹を作って遊んでみるのはいかがでしょうか?簡単に作るための、ちょっとしたコツをご紹介します。

ポイントは水を撒く向き

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用意するものは、水を入れた霧吹きです。霧吹きは、ホースやシャワー、ジョウロなど霧状の細かい水滴を作れるものであれば代用可能です。

<ポイント1>
太陽に背を向けて霧吹きをします。
霧吹きによってできた水滴が雨が降っているのと同じ状況を作りだし、七色に分かれた光が反射して、虹を見ることができます。

<ポイント2>
1人よりも複数人で同時にチャレンジすることです。水滴がたくさんあるほうが、たくさんの光が反射して虹をはっきり見ることができるのでおすすめです。

虹は太陽と反対側に出現

夕立の後に虹が出来る様子
夕立の後に虹が出来る様子
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虹とは、空気中の水滴が太陽光を反射して見える現象です。このため、虹は必ず太陽の反対側に出現します。

人工的に虹を作る際も、太陽に背を向けて水滴を作ることが大切です。

また、夏の夕立の後に出る虹も太陽と反対側に現れるので、探す時は東側の空に注目してみてください。

おうちで過ごすことが多い特別な夏、虹が出来る原理も考えながら、ご家族で虹づくりを楽しんでみるのはいかがでしょうか。
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参考資料など

気象のしくみ ナツメ社
21世紀子供百科「科学館」 小学館

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
空の写真大好きさん

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