コロナ禍のキスシーン、どう撮影してる?⇨「ムードも何もない」キャストの“プロの仕事”に驚きの声

アメリカで人気のティーンドラマに出演する俳優がインスタでその裏側を公開。
KJ・アパさん(左)とカミラ・メンデスさん(=2018年7月22日撮影)
KJ・アパさん(左)とカミラ・メンデスさん(=2018年7月22日撮影)
Albert L. Ortega via Getty Images

新型コロナウイルスは、ドラマや映画の撮影にも影響を与えている。

日本映画製作者連盟が、作成した撮影におけるガイドラインでは、身体的な接触が必要なシーンの撮影においては、出演者は前後に 手洗いと口唇・口腔内等の消毒を行うことを定めている。

そんななか、アメリカのCWテレビジョンネットワーク制作、Netflixで配信されている人気ティーン・サスペンスドラマ『リバーデイル』に出演する俳優のKJ・アパさんが、コロナ禍のキスシーン撮影の裏側を明かした動画をInstagramに投稿した。

僕たちのニューノーマルは、キスシーン撮影の時は、1テイクごとにうがいをすること」とコメント。動画には、共演するカミラ・メンデスさんとともに、約1分間、うがいをする様子が映っている。

青い手袋をしたスタッフから小さなコップを渡され、腕をクロスして口に含む二人。ただ口を小刻みに動かし、時折目を合わせて無言でうなづきあい、険しい顔を見せる。終盤では、笑いがこらえられず、吹き出しそうになる姿も。

動画の途中では、2人の向かって「あと10秒」と言う、スタッフと思われる人の声も聞かれ、しっかりと時間を計測していることがうかがえる。約1分後には、それぞれビニールの袋に向かって、口から吐き出した。

この動画には「キスシーンの前なのに、ムードも何もない」「プロの仕事だ」という驚きの声、また、ビニール袋の中身を気にするファンからのコメントが届いている。

しかしその一方では、2人が使用しているとみられるマウスウォッシュが、新型コロナの予防にどれくらい効果があるのか、懸念する声もある。

アメリカのカルチャーサイトPeopleなどによると、『リバーデイル』は新型コロナの影響で、3月より撮影を中止していたが、9月にカナダのバンクーバーでシーズン4の撮影を終了し、またシーズン5の撮影をスタートした。

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