アメリカ大統領選の激戦州のひとつノースカロライナ州で、トランプ氏が2016年に続いて勝利を確実にした。
ノースカロライナ州の選挙人は15人。ここ数十年の間、ほとんど共和党に投票されてきた。ジョージ・W・ブッシュは2000年、2004年、二桁パーセント差で勝利をしている。
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しかし、オバマ氏が2008年、1976年以来初めてこの州で勝利した。2012年と16年には、共和党が僅差で勝利を取り戻した。
しかし、今年の世論調査では、バイデン氏が民主党の勝利を取り戻す可能性を示していた。
なぜ10日もかかった?
大統領選当日から10日経ってようやく、アメリカ主要メディアは、ノースカロライナ州の勝敗を報じた。なぜ時間がかかったのか。
ノースカロライナ州では、11月3日までの日の消印が押された郵便投票について、11月12日到着分まで有効とする対応をしていた。そのため、13日まで正式に結果が確定しないとみられていた。
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これに対してトランプ陣営は、最高裁に差し止めを申し立てていたが、請求が退けられていた。
ノースカロライナ州は激戦となり、両候補の得票数が拮抗していたため、主要メディアはどちらの勝利確実も報じていなかった。