新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
2020年11月20日 14時47分 JST

「飲食用」フェースシールド、厚労相が実演 効果は限定的?

田村厚労相は「もっと機能やデザインがいいものが出れば、若い方々も使っていただける」と述べた。

朝日新聞社
口の部分を上げ下げできるフェースシールドを着けて説明する田村憲久厚労相=2020年11月20日、東京都千代田区永田町1丁目

「飲食用」フェースシールド、厚労相が実演 効果ある?

 新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、田村憲久厚生労働相は20日の閣議後会見で、口を覆う部分を上下できるフェースシールドを着用し、飲食時の感染対策を訴えた。

 田村氏は飲食時の感染リスクについて「(食べ物を)口に入れたあとにしゃべり出すと飛沫(ひまつ)が飛ぶ」「お酒が入り、仲間が多いとうれしく、楽しいから、より声が大きくなって飛沫が飛ぶ」などと指摘。会食中も、会話をする時にはマスクを着用するよう呼びかけた。

 その後、「推奨するわけじゃないが」と切り出した田村氏は、フェースシールドのフィルム部分を上げ下げしてみせ、「口にものを入れるときにこうやって」などと実演した。「もっと機能やデザインがいいものが出れば、若い方々も使っていただける」と述べた。

 ただ、専門家からはフェースシールドの効果は限定的との見方も出ている。田村氏はこのフェースシールドの効果について、理化学研究所と富士通が開発したスーパーコンピューター「富岳」を使って現在、検証しており、結果を改めて報告するとしている。

 田村氏はまた、フェースシールドなどを着用している時でも、互いの距離を空けるなどする方が「より安全だ」とも説明した。

 飲食時の感染リスクを巡っては菅義偉首相が19日、国民に食べる時だけマスクを外し、話す時はマスクをつける「静かなマスク会食」を求めている。(石川春菜)

(朝日新聞デジタル 2020年11月20日 13時22分)

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