アートとカルチャー
2020年12月01日 16時16分 JST | 更新 2020年12月02日 11時01分 JST

ラーメンズ・小林賢太郎さん、足が悪く「無理が出てきた」など引退の理由明かす【コメント全文】

「もし世界ツアー『ポツネン氏の奇妙で平凡な隠居生活』とかラーメンズ最新公演『美大じじい』とかを期待していた人がいたらごめんなさいね」

公式サイトより
小林賢太郎さん

お笑いコンビ、ラーメンズの小林賢太郎さんが芸能活動を引退したと、12月1日に所属事務所のトゥインクルが発表した

小林さんは事務所の発表に合わせて自身の公式サイトでコメントを発表。 5月30日から予定されていたコント公演が中止になったため、舞台でのパフォーマンスとしては2月29日のひとり芝居「うるう」が最後だったとする。

「47歳。まだまだ動けるだろう、って思いますよね。僕だって現役を終えたばかりのアスリートに会ったら言っちゃいそうだもの」としつつ、「実は足が悪くてですね、ちゃんと手術もして日常生活に支障はないのですが、身体を限界まで追い込むステージパフォーマンスとなると無理が出てきていました。ハードルを下げるくらいなら、やらない方がいい。なんて、それらしいことを言ってますけど、理由はこれだけではなくて、様々な経緯をふまえ自分で判断したことです」と、引退の経緯を明かした。

突然の発表だったことから「もし世界ツアー『ポツネン氏の奇妙で平凡な隠居生活』とかラーメンズ最新公演『美大じじい』とかを期待していた人がいたらごめんなさいね」と、ユーモアを交えながらファンを気遣った。

作り手と演じ手の比率は9:1程度だったという。引退について、ラーメンズの相方・片桐仁さんは「『がんばって~』と、変なマスクをつけて言ってました。面白かったです」との裏話も。

最後は「環境はシンプルに。創作の世界は無限に。そんな気持ちで今日もまた鉛筆を握ります。目の前には真っ白な原稿用紙、真っ白なキャンバス、真っ白なスケジュール帳。なんか視界が広いですよ」と、前向きに締めくくっている。

引退に伴ってファンからは公式YouTubeチャンネルの動画はどうなるかなど心配の声も上がっているが、事務所はハフポスト日本版の取材に「ラーメンズ公式」「小林賢太郎のしごと」の動画について「消す予定はない」としている。

 

 【小林賢太郎さんのコメント全文】

肩書きから「パフォーマー」をはずしました。

実はですね、表舞台での活動は2020年で引退だなって、4、5年前から決めてたんです。予告しなかったのは、千秋楽まで常温で楽しんでもらいたかったから。いつもいろいろ事後報告ですいません。
5月30日から予定されていたコント公演が中止になり音声作品になりましたので、ステージとしては今年の2月29日の一人芝居「うるう」が最後でした。
47歳。まだまだ動けるだろう、って思いますよね。僕だって現役を終えたばかりのアスリートに会ったら言っちゃいそうだもの。
実は足が悪くてですね、ちゃんと手術もして日常生活に支障はないのですが、身体を限界まで追い込むステージパフォーマンスとなると無理が出てきていました。ハードルを下げるくらいなら、やらない方がいい。なんて、それらしいことを言ってますけど、理由はこれだけではなくて、様々な経緯をふまえ自分で判断したことです。
もし世界ツアー「ポツネン氏の奇妙で平凡な隠居生活」とかラーメンズ最新公演「美大じじい」とかを期待していた人がいたらごめんなさいね。
作り手と演じ手の仕事量の比率は9:1くらいでした。そんな中途半端で下手くそな僕の演技を、客席から面白がってくれた方々には、本当に感謝しています。笑ってくれてありがとう。
長らくお世話になった芸能事務所トゥインクル・コーポレーションでのタレント契約も終了しました。社長はいろいろな助言をくださいました。ありがたいことです。片桐仁は「がんばって~」と、変なマスクをつけて言ってました。面白かったです。およそ25年、影となり尽くしてくれたマネージャーには感謝と尊敬の念でいっぱいです。彼は裏方のお手本だ。
僕の仕事場であるスタジオコンテナは、3年ほど前にトゥインクル・コーポレーションに株式会社にしていただきましたが、このたび元どおりのプライベートなアトリエに戻りました。
環境はシンプルに。創作の世界は無限に。そんな気持ちで今日もまた鉛筆を握ります。目の前には真っ白な原稿用紙、真っ白なキャンバス、真っ白なスケジュール帳。なんか視界が広いですよ。

小林賢太郎