年末は強い寒波襲来で、大雪のおそれ 東京は元旦に氷点下の可能性

室内でゆっくり年越しを過ごす場合も、万全な寒さ対策が必要です。
ウェザーニュース

年末から年越しにかけて、北日本から西日本に強い寒波が襲来します。
先週、新潟や群馬に記録的な大雪を降らせた寒気より強く、積雪が急増したり、太平洋側でも降雪のおそれがあります。

局地的な大雪で交通に影響の懸念

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30日(水)から次第に冬型の気圧配置となって、年が変わる31日(木)から1日(金)をピークに全国的に強い冬型となります。北日本だけではなく、北陸から九州北部にかけての平野部でも雪になる見込みです。

先週の大雪のように、JPCZ (日本海寒帯気団収束帯)と呼ばれる日本海で風のぶつかり合いによる雲が発生、発達し、局地的に大雪となることが考えられます。1日で50cmを超えるような雪が降った場合は車での移動などに支障が出てきます。
風も強く吹くため、吹雪となるおそれもあり、大雪や吹雪による交通機関への影響や、生活への影響が懸念されます。

また、雪雲の一部は太平洋側まで広がり、大晦日や元日は名古屋周辺や京阪神でも雪が降る予想です。

気温も低く、札幌は30日(水)以降の最低気温が-10℃前後で、東京都心も年明けは氷点下の冬日を予想しています。室内でゆっくり年越しを過ごされる場合でも、万全な寒さ対策が必要です。

車の雪道運転は必ず冬装備を

ウェザーニュースが23日(金)昼から実施している調査によると、24日(木)11時時点では北日本や北陸、東日本や西日本でも内陸ではすでにタイヤ交換をしている人が多く見受けられます。
東京や名古屋、大阪など太平洋側の都市部では、今のところ、冬タイヤに交換している方は、それほど多くありません。
雪が予想されているところを運転する可能性がある方は、スタッドレスタイヤへの交換やチェーン携帯など、雪道への備えをお願いします。

寒気の南下するタイミングや強さによって大雪のエリアや時間が変化する可能性がありますので、最新の情報をご確認ください。
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