グラミー賞、新型コロナの影響で延期が決定。カリフォルニア州で感染が急増

BTSなどがノミネートされている音楽のアワード「グラミー賞」。授賞式が3月に延期されることが決まりました。
2016年のグラミー賞授賞式でのテイラー・スウィフト
2016年のグラミー賞授賞式でのテイラー・スウィフト
Lucy Nicholson / Reuters

アメリカ音楽界で最高の栄誉とされるグラミー賞が、1月31日に開催予定だった授賞式を新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期することを決定した。主催団体によると、授賞式は3月14日に開催予定だという。

第63回グラミー賞授賞式は、ロサンゼルスのステイプルズ・センターで、無観客で行われる予定だった。しかし、カリフォルニア州で感染者が急増していることを受け、授賞式の延期が決まったという。

グラミー賞を主催するレコーディング・アカデミーは、ハフポストUS版の取材に対し、3月14日に授賞式を延期すると回答した。

カリフォルニア州ロサンゼルス郡では新型コロナの感染拡大が収まらず、1月5日には死亡者数が1万1000人を超えた。

アメリカのエンターテインメント界では例年、年明けからアワードなどの授賞式が開催されるが、2021年は新型コロナの対応に迫られている。2月下旬に開催予定だったアカデミー賞授賞式は、4月25日に延期された。

BTSもノミネート

第63回のグラミー賞では、ビヨンセが最多の9部門でノミネートされている。

他にもテイラー・スフィフト、ロディ・リッチ、デュア・リパが、6部門でノミネート。ブリタニ・ハワードも5部門でノミネートされた。

さらにBTSが、“Dynamite”で最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞にノミネートされている。

ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆・編集しました。

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