猫を弓で撃ち殺す…。残虐の虐待動画を共有するチャット部屋に処罰求める声相次ぐ 韓国で

チャットで共有されたのは、野良猫や野生動物を残虐に殺害する映像だった。動物版『n番部屋事件』と同じくらい深刻と関係者。
「猫を残酷に虐待し食べる団体のオープンカカオトーク部屋を捜査し処罰してください」
「猫を残酷に虐待し食べる団体のオープンカカオトーク部屋を捜査し処罰してください」
大韓民国青瓦台より

韓国で、野良猫や野生動物を残酷に殺害し、虐待する映像を共有するチャット部屋が発見され、捜査・処罰を求めるオンラインの青瓦台国民請願掲示板にわずか4日で20万人が署名した。

掲示板に請願が掲載されたのは、1月7日。「猫を残酷に虐待し食べる団体のオープンカカオトーク部屋を捜査し処罰してください」という内容だった。1月11日時点で20万以上の同意の声が集まっている。

掲示板は20万以上の同意を得た場合、青瓦台(大統領官邸)が返答をすることになっている。

聯合ニュースによると、8日、動物保護団体の動物自由連帯は、動物保護法・野生動物保護または管理に関する法律違反などの疑いで、ソウル城東警察署に対して告発状を提出した。ソウル城東警察署は11日、チャットルーム参加者に対する強制捜査に着手し、参加者の身元を特定するため、カカオトークの押収捜索令状を申請したと発表した

この請願を掲載した人物は、「鳴き声がうるさいという理由で弓で撃ち殺し、その写真を撮影して自慢することが楽しいと笑う悪魔たち」がいるとし、「人間がすることでしょうか?」と訴えた。

動物自由連帯によると、カカオトークのオープンチャット部屋は匿名で運営されており、動物を捕獲する方法や虐待映像が共有されていたという。

聯合ニュースによると、韓国の現行動物保護法は、動物に物理的危害を加えるのはもちろん、そのような行為を撮影した映像物を掲載・伝達する行為も虐待の一種として禁止している。

動物自由連帯関係者は、「今回の自体は動物版『n番部屋事件』と同じくらい深刻な事案」と指摘している

注目記事