旅客機の右エンジンが故障、大きな破片が住宅そばに落下。乗客に怪我人なし、との報告(アメリカ)

デンバー国際空港を出発したハワイ行きの旅客機は、離陸直後にエンジン故障のため破片を散乱させたのち、空港に引き返した。

アメリカ・コロラド州にあるデンバー国際空港を出発したハワイ行きの旅客機が、離陸直後にエンジン故障のため破片を散乱させたのち、2月20日午後(現地時間)に空港に引き返した。

連邦航空局によると、このボーイング777-200は、離陸直後に右エンジンが使用できなくなったことが確認されているという。

デンバー国際空港は公式Twitterで、「安全に着陸させてくれたパイロットとクルーに感謝します」と発信した。乗客231人とクルー10人に、けがは報告されていないという。

ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港に向かう予定だった乗客たちは、滑走路で飛行機から降り、ターミナルに戻った。

大きな破片が住宅のそばに

地元警察によると、コロラド州ブルームフィールド周辺の少なくとも3つのエリアで、機体の一部が確認されているという。住宅のすぐそばで見つかったものもあるという。

NBC系列の地元メディアが入手した機内から撮影したとみられる映像では、機体の一部から煙が上がっているように見える。この映像には、空港に着陸した際、乗客たちがあげた歓声もおさめられている。

ユナイテッド航空は公式Twitterで、乗客乗員のけがは報告されていないことや、連邦航空局などの関係機関と連絡をとっていることを報告した。

ハフポストUS版の記事を翻訳・編集・加筆しました。

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