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2021年02月22日 17時25分 JST

交際相手の10代女性に「妊娠中絶薬」飲ませた疑い。性感染症薬と偽る

中絶薬は国内では未承認で、容疑者はインターネットで購入していた。

朝日新聞社
福岡県警本部=福岡市博多区東公園

10代女性に妊娠中絶薬飲ませた疑い 性感染症薬と偽る

 妊娠した女性をだまして中絶薬を飲ませて中絶させようとしたとして、福岡県警は22日、福岡市西区姪の浜2丁目、会社員三前尋(みまえじん)容疑者(21)を不同意堕胎未遂の疑いで逮捕し、発表した。中絶薬は国内では未承認で、三前容疑者はインターネットで購入していた。これまでの任意の調べに、容疑を認めているという。

 発表によると、三前容疑者は交際していた福岡県内のパート女性(18)が妊娠したことを知り、本人の承諾を得ないまま中絶させることを計画。昨年9月24日午後10時45分ごろ、福岡市西区の自身の親族宅で、ネットで購入した経口中絶薬「ミフェプリストン」2錠を「性感染症の薬」と偽って飲ませ、流産させようとした疑いがある。女性が性感染症にかかった事実はなかったが、三前容疑者が「(自分が)性感染症にかかった。うつしたかもしれない」とうそをついて服用させたという。

 三前容疑者が購入した中絶薬はミフェプリストン6錠と別の種類の薬をあわせて服用するタイプのものだったが、女性はミフェプリストンを2錠飲んだ後に体調を崩し、服用を中断。その後流産したという。不審に思った女性から相談を受けていた県警が女性の血液などを調べたところ、ミフェプリストンの成分が検出された。

(朝日新聞デジタル 2021年02月22日 15時32分)

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