アートとカルチャー
2021年04月26日 13時14分 JST | 更新 2021年04月26日 13時28分 JST

アカデミー作品賞の『ノマドランド』、フランシス・マクドーマンドが“遠吠え”した理由は?

「ワオーーーーーン」。受賞スピーチで、フランシス・マクドーマンドがオオカミのように遠吠えした。「ウルフに捧げます」

Tony Gentile via REUTERS
フランシス・マクドーマンド

日本時間4月26日に行われた第93回アカデミー賞の授賞式。

最注目の作品賞には『ノマドランド』が輝いた。

クロエ・ジャオ監督はスピーチで、プロデューサーや原作者ジェシカ・ブルーダー、出演者、ノマドの人々、映画会社などの名前を挙げ、感謝を述べた。

また、本作の主演であり、プロデューサーも務めるフランシス・マクドーマンドは、「可能であれば、私たちの映画を最も大きなスクリーンで見てください。そしてあなたの知る全ての人を連れて映画館に行き、劇場の暗い空間で肩を並べ、今夜ここに示されている全ての作品を観てください」と短くあいさつをした

マクドーマンドは最後に、「ウルフに捧げます」と言って、オオカミのように遠吠えを披露した。

なぜオオカミの真似をしたのか?そこには、本作でサウンドミキサー(録音・音響)を務め、3月に35歳で自死したマイケル・ウルフ・スナイダーへの追悼の思いが込められていた。

マクドーマンドの遠吠えに、会場は拍手喝采。壇上にあがった人々の目には、涙が浮かんでいた。