丸川珠代五輪担当相、小池都知事に苦言も世間から“カウンター批判”。「自分も説明責任果たすべきでは」

丸川珠代五輪担当相に対しては「責任を東京都だけに押し付けているような発言」だと批判が寄せられている。
丸川珠代東京五輪・パラリンピック担当大臣
丸川珠代東京五輪・パラリンピック担当大臣
時事通信社

丸川珠代東京五輪・パラリンピック担当大臣が4月27日、閣議後の記者会見でした東京都に対するコメントに、批判が集まっている。毎日新聞など報道各社によると、丸川氏は、「東京都が大会の主催者として責任をどのように果たすのか。明確な方向性を示していただきたい」などと苦言を呈したという。

この丸川大臣の発言に対し、Twitterでは「責任を東京都だけに押し付けているような発言」「自分も五輪相として説明責任果たすべきでは」などと逆に疑問の声が続々と上がっている。

小池都知事に不快感あらわ。どのような発言だった?

東京新聞の報道によると、丸川氏は東京五輪・パラリンピック実施中の医療体制について「主催者としての責任、医療現場を預かる責任をどう果たすのか。国はどう支援すればいいのか非常に戸惑う」などと発言した。

さらに毎日新聞によると、丸川氏は2週間前に、東京都に対し医療提供体制の方針を示すよう求めていたという。その上で、「医療の現場を預かるのは東京都。こうしたい、ああしたいという声は何も届いてこない。どのように支援すればいいのか戸惑っている」と苦言を呈したという。

一方、日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が、東京2020大会組織委員会が日本看護協会に看護師500人の確保を依頼したと報じたことについては、「地域医療に多大な負荷をかけないのが大会開催の前提。看護協会の意見をよく聞いて取り組んでほしい」と語るにとどめたという。

「丸川大臣も説明責任を果たしていないのでは?」厳しい声も

この丸川大臣の一連の発言が報じられると、Twitter上で批判の声が寄せられた。

Twitterでは「無責任すぎる。責任を東京都だけに押し付けているような発言」「自分(丸川氏)も五輪相としての説明責任を果たすべき」「何が何でも五輪を開催したいというだけでは?」などと疑問の声が上がった。

丸川大臣をめぐっては、24日に放送された「報道特集」(TBS系)での発言にも批判の声が上がった。

番組では、「オリンピック開催と感染対策、どちらが優先事項と思われていますか」との質問に対し、「感染対策について1番の現場を持っているのは東京都」などと発言。自身の考えを明確に述べることを避け、質問に正面から答えなかった。

丸川氏の返答に対し、キャスターの膳場貴子さんは「『えっ...本当に大臣ですか?』という印象でした」と厳しく指摘し、以下のように述べていた。

3ヶ月後に迫るオリンピックについても、どういう状況なら開催するつもりなのか。その場合のプランA、プランB、プランCはどういうものなのかといった情報が全く示されていません。1年間、コロナ禍に直面してきたにもかかわらず、情報の開示や根拠の提示が進んでいる実感が全く持てないというこの政府の対応に対して、本当に改めてもどかしく、残念です。

このコメントについては、Twitterで「国民の言いたいことを全て代弁してくれた」「本当にその通りだと思う」などと声が寄せられていた。

IOCや東京2020大会組織委員会、そして東京都が連携して歩みを進めるはずの東京五輪・パラリンピックだが、足並みが揃う様子はない。

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