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2021年05月05日 10時31分 JST

「だまされたふり作戦」に成功すれば1万円、詐欺のような本当の話

特殊詐欺の被害を防ごうと、愛知県警南署と名古屋市の南区防犯協会が報奨金制度を始める。

朝日新聞社
愛知県警本部

「だまされたふり作戦」成功で1万円 詐欺でなく、本当

 「だまされたふり」に成功すれば1万円――。特殊詐欺の被害を防ごうと、愛知県警南署と名古屋市の南区防犯協会が報奨金制度を始める。詐欺の電話を受けた人と協力して受け子をおびき出す「だまされたふり作戦」で摘発に貢献した場合、協力者に1件につき1万円を贈るという。

 南区に住む人が対象で、オレオレ詐欺などの不審な電話がかかってきた際にだまされたように装って県警に通報し、現金やキャッシュカードを受け取りにきた受け子の摘発をめざす。報奨金は南区防犯協会が準備。署長による感謝状も贈呈するという。5月1日から今年度末までの予定で、署や交番の案内板などにポスターを貼って周知する。

 県内では今年3月から特殊詐欺の被害が急増。南署管内でも今年に入ってからすでに10件を超える被害が確認されている。南署の蒔田健吉生活安全課長は「犯人逮捕はもちろん、地域の防犯意識の向上にもつながれば」と話す。(松島研人)

(朝日新聞デジタル 2021年05月05日 09時12分)

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