Twitterが「フリート」機能を終了へ。理由は?1年に満たない期間での撤退にユーザーからは様々な声

撤退理由がとても正直でした。

Twitterは2021年8月3日をもって「フリート」機能を終了する。7月15日に発表した。

「フリート(Fleets)」機能は2020年11月に実装された機能だったが、1年を経過することなく提供を終えることとなった。理由はなんだったのか。

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そもそもどんな機能だった?インスタとの類似点を指摘する声も

フリート機能は2020年11月に日本で提供開始された、文章やツイート、動画や写真などを24時間限定で公開できる機能。投稿は24時間で自動的に削除されるというものだった。

「リツイート」や「いいね」はできない仕様のため、通常の投稿のように、フリート投稿自体は「拡散」されない仕組みとなっていた。

24時間で投稿が消える機能といえば、他にもインスタグラムのストーリーズ機能があり、気兼ねなく投稿ができるツールとして今なお人気だ。

Twitterのユーザーの中にはフリート機能が始まった頃から、インスタグラムのストーリーズ機能と類似している点を指摘する人もいた。

早々に撤退の理由は?

フリート機能の開発経緯と終了の理由について「もっと気軽にTwitter上の会話に加わってほしかった」が、「フリートをきっかけに新たにTwitterで会話に参加する人の数は、私たちが望んでいたようには増えていないことが分かりました」と発表文で説明した

Twitterは「ときには機能を削除するといった決断もできなければ、大きなチャンスを逃すことになる」として、フリート機能の終了後はユーザーのフィードバックを踏まえ、更なるサービス向上を目指していくという。

ユーザーはTwitterで「時には早い判断も大切だと思う」「ストーリーは使っているけど、フリートは一度も使わなかった」という率直な意見のほか、「想定とは違っても、使っていたので残念」「続けて欲しかった」など機能の継続を望む声も寄せられていた。

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