東京オリンピック、開会式の演出チームのメンバーは？ 小林賢太郎さんが解任、小山田圭吾さんは辞任（一覧）【Update】

東京五輪・パラリンピックの開幕まで約1週間。

東京2020組織委員会は7月14日、東京オリンピックの開会式・閉会式の演出を担当するチームメンバーを発表した。また、五輪・パラリンピックの開閉会式の共通コンセプトも明らかになった。

それぞれの開・閉会式では、共通して「Moving Forward」がコンセプトになる。詳細を紹介する。

開会式と閉会式「コンセプト」の詳細は？

式典コンセプトの策定にあたっては、東京2020組織委員会の「アドバイザー」を務める野村萬斎氏がサポートしたという。

東京五輪・パラリンピックの開閉会式の共通コンセプトは「Moving Forward」。「（新型コロナウイルスが拡大している）そのような状況で開催される大会だからこそ、スポーツの力で世界中をつなげ、未来に向かって希望を生み出す場にしていきたい」という思いが込められているという。

東京五輪の開会式のコンセプトは「United by Emotion」。「これまでの日々を共に進んできた世界中の人々への感謝や称賛、未来への希望を感じることができる時間を作りたい」という願いが込められているという。

一方、閉会式のコンセプトは「Worlds we share」。「たとえ同じ場所にいられなくても、同じ感動をシェアできたことを忘れずに、未来へとつなげていけるセレモニー」を目指すという。

なお、パラリンピック競技大会の開閉会式のコンセプトなどについては、「後日発表する予定」としている。

エグゼクティブプロデューサーに日置貴之さん

また、4式典の制作進行管理などを担当するプロデューサーチームメンバーも発表。エグゼクティブプロデューサーには日置貴之さんが就任したという。

<プロデューサーチームメンバー>

エグゼクティブプロデューサー：日置貴之（東京2020組織委員会）
エグゼクティブプロデューサー補佐：マルコ・バリッチ
エグゼクティブプロデューサー補佐：ピアース・シェパード
他

演出メンバーは？一覧で紹介

東京五輪の開閉会式で、制作・演出を手がけるチームメンバーの一覧は以下の通り。

<開会式クリエーター>

Show Director 小林 賢太郎/Director of Choreography 平原 慎太郎/Music Director 田中 知之/Scenographer 種田 陽平/Set Disigner 冨澤 奈美/Art Director 浜辺 明弘/Writer 樋口 卓治/Hair & Make-up 冨沢 ノボル/Video Director 辻川 幸一郎/Video Director 児玉 裕一/Video Director 小島 淳二/Video Director 井口 皓太 /Creative Adviser Concept 福部 明浩/Composer 小山田 圭吾/Composer 徳澤 青弦/Composer 原 摩利彦/Composer 景井 雅之/Assistant Music Director ナカムラ ヒロシ/Mime Artist が~まるちょば/Costume Designer 若林 ケイジ/Costume Designer スズキ タカユキ/Costume Designer 櫻井 利彦/他