TOKYO 2020
2021年09月19日 11時57分 JST | 更新 2021年09月19日 22時27分 JST

「五輪で許されても、四輪・二輪は許されない」トヨタの豊田章男社長が自動車レースの相次ぐ中止に不公平感を表明

トヨタ自動車の豊田章男社長が、東京五輪・パラリンピックは開催されたのに自動車レースが相次いで中止になっている現状について、不公平感があると指摘しました。

YouTube/トヨタ自動車
記者会見する豊田章男社長=2021年9月18日、三重県鈴鹿市(トヨタ自動車のYouTubeチャンネルより)

トヨタ自動車の豊田章男社長が、新型コロナウイルス感染拡大の影響により国内で自動車レースの開催中止が相次いでいる現状について「五輪で許されても、四輪・二輪は許されない。不公平感を感じております」と述べた。記者の質問に日本自動車工業会の会長として答えたもので、四輪・二輪を五輪(オリンピック)と絡めた発言がネット上で話題になっている。

トヨタと川崎重工業は9月18日、スーパー耐久第5戦が開催されている三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで共同記者会見を開いた。

豊田社長は、モータースポーツ選手も五輪・パラリンピック選手も同じアスリートだと強調した上で「どうして入国に対しての許可が違うのか、開催の判断が違うのか。モータースポーツに関しては外国人選手がなかなか入国できない」と指摘。「『五輪で許されても、四輪・二輪はなぜですか?』というのを見出しにしてくださいよ」と報道陣に注文し、笑いを誘った。

国内で開催を予定していた自動車レースを巡っては、四輪ではF1、WRC(ラリージャパン)、WEC(世界耐久選手権)が中止に。二輪でもMotoGP、鈴鹿8耐の中止が決まっている。

トヨタは五輪・パラリンピックの最高位スポンサー。アスリート支援にも力を入れている。一方で、豊田社長は自らが自動車レースに参戦するドライバー「モリゾウ」としての顔も持っている。