新庄剛志監督が「ファンから愛される選手になりたい」の言葉にダメ出し。その理由は?

日本ハムの新入団選手にビッグボス流の“愛”のあるアドバイスを送りました。
日本ハムの新人選手入団会見に臨む新庄剛志監督(手前)=2021年12月5日、北海道北広島市
日本ハムの新人選手入団会見に臨む新庄剛志監督(手前)=2021年12月5日、北海道北広島市
時事通信社

日本ハムのビッグボス、新庄剛志監督が新入団選手に送った助言が話題になっている。

日本ハムは12月5日、北海道北広島市で新入団選手を披露。各選手が「開幕1軍を目指してやる」「ファンから愛される選手になりたい」「支配下登録選手を目指して頑張りたい」と抱負などを述べた。

これに対し、新庄監督はまず「アピールが甘い。1年間、2軍ですね、これは」と冗談めかしてダメ出し。さらに「ファンに愛される選手になりたいじゃなくて、そのためには自分がファンを愛すことが一番大事なんで、その辺は頭に入れてお願いします」と“愛”のあるアドバイスを送った。

プロ野球以外でも通用するこの助言に、Twitter上では「的を射ている」「そうなんだよ、与えるのが先なんだよ」「本当にどの世界にも共通して言えることだよね」といった投稿が相次いだ。

「『早く1軍に上がれたらいいな』じゃなくて『必ず俺が開幕戦のグラウンドに立つ』という強い気持ちを持っていないと、必ず行けない」と指摘した新庄監督。

「そのためには、つまらない練習を毎日、地味に積み重ねて、それが大きく花咲くので。とにかく弱い自分に勝てるような毎日を過ごしてほしいと心から思います」とプロの世界の厳しさと心構えを選手に伝えた。

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