【危険】水辺にある「ピンクのつぶつぶ」に絶対触らないで。その理由とは…

水田や隣接する用水路、河川などで見かける鮮やかなピンク色のつぶつぶした物体。これはジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の卵で、神経毒が含まれているといいます。
ピンク色の外来種の巻き貝「ジャンボタニシ」の卵[農林水産省提供]
ピンク色の外来種の巻き貝「ジャンボタニシ」の卵[農林水産省提供]
時事通信

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水田や隣接する用水路、河川などで見かける鮮やかなピンク色のつぶつぶした物体。

この物体は、ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)と呼ばれる外来種の大型巻貝の卵です。

卵にしては目立つ色をしているため、興味を持つ子どもがいるかもしれません。

しかし、この卵には神経毒が含まれているといいます。

実は注意が必要な「ジャンボタニシ」

農林水産省によると、1981年に食用として持ち込まれた南米原産のジャンボタニシ。

4〜10月に卵を水面より上の植物(稲の茎など) や水路の壁などに産み付けます。

そして、この卵には、PV2という神経毒が卵に含まれているといいます。

さらに、ジャンボタニシ自体にも寄生虫が感染している可能性があるため、卵だけではなく、貝にも素手で触れないようにしてください。

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