「君のために」イングランドの選手が11歳のファンとの約束果たす。ゴール後のパフォーマンスに反響【カタールW杯】

ゴールを決めた後に見せた、腕を波のように動かして踊るパフォーマンス。 その背景にあったファンとの交流に大きな反響が寄せられています
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ワールドカップの大舞台で、イングランド代表のジャック・グリーリッシュ選手が11歳の少年の願いをかなえた。

カタールで開催中の男子サッカー・ワールドカップで、1次リーグ・グループBのイングランドは11月21日、イランと対戦し6-2で大勝した

試合終了間際の90分に6点目をあげたのが、MFのグリーリッシュ選手。

ゴール直後、腕を波のように動かして踊るパフォーマンスを見せた。 そのパフォーマンスの背景に大きな反響が寄せられている。

6点目のゴールを決め、腕を波のように動かして喜ぶジャック・グリーリッシュ選手(2022年11月21日、カタール)
6点目のゴールを決め、腕を波のように動かして喜ぶジャック・グリーリッシュ選手(2022年11月21日、カタール)
Matthias Hangst via Getty Images

この動きは、グリーリッシュ選手が所属するマンチェスター・シティのファンで脳性麻痺のある11歳のフィンリーさんと事前に約束していたものだった。

プレミア・リーグの公式Twitterが11月10日投稿した動画によると、グリーリッシュ選手はフィンリーさんと同じく脳性麻痺の妹がいる。自身のInstagramには毎年、妹の誕生日に2ショットの写真を投稿している。

動画によると、グリーリッシュ選手はフィンリーさんから手紙を受け取り、お礼にユニフォームをプレゼント。その後二人は対面し、グリーリッシュ選手がゴールを決めたら、フィンリーさんの求める「ゴールセレブレーション」(ゴールを決めた選手が見せるパフォーマンス)をすることを提案した。

フィンリーさんは当初、「芋虫(のような動き)」と提案したが、怪我の可能性があるため断念。

フィンリーさんが「こんな風にして」と腕を波のように動かすと、グリーリッシュ選手は「わかった。君のためにそれをするよ。約束する」と伝えていた。

試合後のインタビューで、グリーリッシュ選手はフィンリーさんとの関係について問われると「ダンスは得意ではないので、彼にどう評価されるか…」とユーモアを交えてコメント。

自身のTwitterでは「フィンリー、君のために」とのメッセージを投稿した。突如見せたパフォーマンスに込められた理由に「こんな意味が込められていたとは」などと反響が寄せられている。