映画上映中のスマホの光、こんなに目立つ。マナー違反を“実演”した画像に共感広がる【2022年回顧】

映画館の暗闇でのスマホ操作、画面が明るく光り鑑賞の妨げになる恐れも。イオンシネマは「エンドロールも映画の一部です」とも呼びかけています。【2022年回顧】

※2022年にハフポスト日本版で反響の大きかった記事をご紹介しています。(初出:9月8日)

「上映中のスマートフォンやスマートウォッチの明かりはこんなにも目立つんです」

映画館大手チェーンのイオンシネマがTwitterで、3枚の実験画像とともに「上映中はスマートフォンやスマートウォッチの操作はご遠慮ください」と呼びかけ、話題になっています。

投稿したのは以下の3枚。

実験画像(1)
実験画像(1)
イオンシネマのTwitterより
実験画像(2)
実験画像(2)
イオンシネマのTwitterより
実験画像(3)
実験画像(3)
イオンシネマのTwitterより

画像は、通常の映画上映中と同じ環境で撮影され、スクリーンには映像が流されており、他は真っ暗な状態。

実験画像(1)では、スマホの明かりが煌々と光り、操作している人の顔を照らし出しています。斜め後ろから撮影した実験画像(2)と(3)でも、スマホの明かりにより所持者の姿がはっきりと浮かびあがり、映画鑑賞の妨げになる恐れがあることがわかります。

イオンシネマの広報担当者によると、スマホやスマートウォッチが日常的に使われるようになり、「鑑賞中に光って気になる」という意見が映画館に寄せられることが増えているといいます。鑑賞マナーをめぐり、観客間でのトラブルや、劇場側に注意してほしいという要望が届くことも「少なからずある」そう。

イオンシネマでは、すべての人が快適に映画を楽しめるよう、ロビーでのマイクアナウンスや劇場内の巡回、本編上映開始前のマナーCMの上映などを行っています。

今回Twitterで投稿したのは、観客に「イオンシネマで映画を観てよかった、また来たい」と感じてほしいという思いから。実験画像という視覚的にわかりやすい情報を発信することで、スマホ操作に気を付けるよう理解を求める狙いがありました。

Twitterで画像が拡散されると、上映中に周囲の人のスマホ等の明かりが気になり、映画に集中できなかったという体験談が多く寄せられています。

中には、「エンドロールで光の出る機器(スマホなど)を操作する人がいる」という体験談も。イオンシネマは「『エンドロール』も映画の一部です。ご自身の『画面』ではなく、目の前に広がる『スクリーン』にご注目くださいませ」と呼びかけました

さらに、スマートウォッチの中には「シアターモード」「スリープモード」が搭載されているものもあり、「そちらの機能ぜひご活用くださいませ」「小さな光、一瞬の光でも上映中の映画館では目立ちます」と注意喚起しています

実験画像には「思った以上に明るい。これは気をつけたい」「映画館側が発信してくれるのありがたい」「上映前に流してほしい」などと共感する声が相次ぎました。

イオンシネマはこの反響について、「多くのお声を頂戴し、私たちも改めて学んだことがたくさんあります」とユーザーに感謝を伝えた上で、こう話しました。

「映画館では、不特定多数のお客さまが一つの映画をご覧になります。そのような環境の中ですので、お互いにマナーを守ってご鑑賞いただくと、映画館でのひと時をより快適にお過ごしいただけるのではと考えております。

今後もたくさんの方に映画館へ足をお運びいただき、最高の環境で映画をお楽しみいただけるよう努力し、様々な方法で情報を発信して参ります」

ホームページへ