能登半島地震の被災地で「ニセ自衛官」が出没。「偽物も迷彩服を着ています」石川県穴水町が注意喚起。本物との見分け方は?

地震発生から13日。石川県穴水町が被災地に偽物の自衛官がいることを報告し、注意喚起している。
石川県輪島市の大規模火災現場
石川県輪島市の大規模火災現場
時事通信社

「令和6年能登半島地震」で被害を受けた石川県穴水町が1月10日、Xで被災地に偽物の自衛官がいることを報告。住民らに注意を促している。

元日に石川県能登地方で発生した「令和6年能登半島地震」から13日。現時点で県内ではあわせて215人の死亡が確認され、能登地方を中心に少なくとも4330棟の住宅被害が確認されている。

石川県穴水町では、被災地で空き巣や盗難等の被害が確認されており、10日に町内で偽物自衛官の出没情報があることを報告。投稿で次のように続けた。

「町内で偽物自衛官の出没情報がありました!ニーズ調査を行う自衛官を装い、ウロウロしているとのことです。 偽物自衛官も迷彩服を着ていますので、注意してくださいね! 地域の皆さんで穴水町を守りましょう!!!」

陸上自衛隊姫路駐屯地の公式Xによると、現在地震の災害派遣として被災地で活動を行っている“本物”のニーズ把握隊は、左肩に黄色の肩章を付けているという。

この許されざる行動にコメント欄では「あと基本的に自衛官が被災地で単独で行動する事はありません。 一人で行動している者には警戒してください」「自宅に様子見に行く時は1人で行かないで」との声も寄せられた。

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