【締め切りは10月18日(金)17時】米大統領選と「女性の権利の行方」を語ろう。第3回「ハフポスト・ミーティング」を開催します
オバマ氏は、10日のハリス氏の選挙集会に登壇する前にペンシルベニア州ピッツバーグのハリス氏選挙事務所に立ち寄り、オフィスで働く人々に「理由探しや言い訳をしている人たちがいる。それは問題だと思っている」と語りかけた。
「なぜなら――そしてこれは男性に向けて言っているのですが――女性が大統領になるという考えに乗り気ではないからではないか、と私に思わせるからです」
「だから他の選択肢や理由を探しているのではないかと感じてしまいます」
オバマ氏は、「女性たちは、これまでずっと私たちを支えてきました」とも伝えている。
「女性たちは私たちを育て、働き、そして支えてきたのです。私たちが問題に直面し、制度がうまく機能していない時に、外へ出て行進し、抗議してくれているのは女性たちです」
「それなのに、棄権したり、ましてやあなたを侮辱してきた(共和党候補のドナルド・トランプ氏のような)人を支持したりしようと考えているというのですか?」
「その理由は、それが強さの象徴で、男らしさだと思っているから?女性を下に見ることが?それは受け入れられることではありません」
民主党は11月5日の投票に向けて黒人有権者へのアピールを続けている。ハリス氏は9月にウィスコンシンなど複数の州で、黒人男性の有権者に向けたイベントを開催した。
ワシントン・ポストとイプソスの世論調査によると、「大統領選挙で必ず投票する」と答えた黒人有権者の割合は69%で、2020年6月の74%より低かった。
黒人有権者の支持は、選挙の行方を左右する可能性がある。ワシントン・ポストによると、黒人有権者の投票率は、1996年の大統領選挙で48.1%だったが、オバマ氏が当選した2008年は、69.1%と21%も上昇した。
また、オバマ氏が再選を目指した2012年の大統領選挙では、黒人有権者の投票率が史上初めて白人有権者の投票率を上回った。
ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆しました。