物価が上昇し、円安が続く中で、若者たちはどのように収入を管理し、貯蓄を進めているのでしょうか。
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20〜30代の平均手取り額は?
毎月の平均手取り額を尋ねたところ、「20万円以上30万円未満」が183人で最多となりました。次いで「20万円未満」が181人、「30万円以上40万円未満」が75人となりました。
全体の7割超が30万円未満の手取りで生活をやりくりしているということが見えてきました。
では、若者が毎月どれぐらい貯蓄をしているのか、手取りごとの調査結果を元に紹介します。
手取り20万円未満の貯蓄額
毎月の手取りが20万円未満の層の貯蓄額で一番多かった回答は「1万円未満」となり、全体の45.3%を占めました。手取りが20万円未満だと、貯蓄に回すお金がほとんど残らないという厳しい現実がわかる結果となりました。
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また全体でどれほど貯蓄があるかについても、「1万円未満」が全体の28.2%と1番多く、なかなか貯蓄が積み上がらない現状となっています。
手取り20万円以上30万円未満の貯蓄額
手取り20万円以上30万円未満の層では、毎月の貯蓄額は「2万円以上3万円未満」が1番多く、全体の16.9%となっています。続いて「3万円以上4万円未満」となりました。
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現在の貯蓄額については、「50万円以上100万円未満」が全体の15.3%で最も多い結果となりました。
手取り30万円以上40万円未満の貯蓄額
手取り30万円以上40万円未満の毎月の貯蓄額で最も多かったのは「4万円以上5万円未満」で全体の22.7%でした。次いで多かったのは「5万円以上7万円未満」(18.7%)と、やはり30万円未満の層と比べると貯蓄に回す余裕があるようです。
貯蓄残高についても「1000万円以上」が全体の16.0%を占める結果となっています。
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