イギリスのチャールズ国王が、バッキンガム宮殿を表敬訪問したラグビーのニュージーランド女子代表選手たちから一斉にハグをされ、驚かされる一幕があった。
BBCやsky Newsの報道や映像によると、チャールズ国王は表敬訪問の最中、選手のひとりからハグをしていいかと尋ねれた。「ハグ?もちろん」と応じて手を広げると、会話の輪にいた3、4人選手が一斉にチャールズ国王の胸元に駆け寄った。
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チャールズ国王が4人を受け止めるような格好となり、まるで小さなスクラムを組んでいる状態になっている。予期せぬ事態に国王も選手たちも、はしゃぐような笑顔を見せた。
選手が続けて「タックルするつもりはなかったんですが」と伝えると、チャールズ国王は「スクラムで押し潰されたかのようだった」と冗談で返した。
チャールズ国王はまた、選手たちに向けたスピーチの場でも「あなたたちに会えたこの機会、そしてなんとも温かいハグに感謝している」と伝え、場を和ませた。
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イギリス王室の公式Xによると、ニュージーランド女子代表は9月11日、この週末にイギリス国内で開かれるイングランド代表との試合を前に、チャールズ国王を表敬訪問していたという。イギリス王室は、訪問やハグの様子を捉えた動画を添え、「チャールズ国王は、歓迎の見返りに予想外のグループハグをもらった」など伝えた。