インディ500の「レース前にあることをした」出場選手が驚きの告白。「我慢できなかったんです…!」

コナー・デイリー選手が生まれて初めてだという経験を告白。祝賀会の参加者を驚かせた
アメリカ・インディアナ州で開催されたカーレース、インディアナポリス500(2025年5月25日)
アメリカ・インディアナ州で開催されたカーレース、インディアナポリス500(2025年5月25日)
James Gilbert via Getty Images

アメリカ・インディアナ州で開催された世界三大カーレース「インディアナポリス500」は、5月25日に行われた決勝のスタートが雨により45分遅れた

ドライバーのコナー・デイリー選手にとって、この遅延は苦難の時間になったようだ。

デイリー選手はレース後の26日に開かれたビクトリーセレブレーションで、レース開始を待っている途中でトイレが我慢できなくなり、レーシングカーの中でおしっこをしたと明かした。

イベントで登壇したデイリー選手は「これまで一度も、レースカーの中でおしっこをしたことはありません――日曜日までは」と語った。

「グリッド(スタート位置)で座りながら、『これは人生で乗った中で一番いいクルマだな』と考えていたんです。それが、この中でおしっこしなきゃいけなくなるなんて……。本当です。私はレースが始まる前にレースカーの中でおしっこをしました」

デイリー選手は、1型糖尿病を抱えていることを公表している。

スピーチでは「本当に我慢できなかったんです!糖尿病のせいなのか、年齢を重ねたからなのかはわかりませんが、文字通り私は自分のおしっこの中に座ったままレースを走り切りました」と振り返った。

また、途中で発言がテレビ向きではないと考えたのか、「ここは信頼できる人たちがいる場所だと感じます。FOXは放送しなくてもいいですよ。皆さんの胸の内にとどめておいてくれたら嬉しいです」と述べた(セレモニーはFoxスポーツ1で放送された)。

さらに「とても大変でした、対応してくれた整備士の方ありがとう」と感謝も伝えている。

デイリー選手は10位でフィニッシュしたが、レース後の車両のテクニカル検査で複数人に違反が見つかりペナルティーを受けたため、最終的に8位になった。

自分が乗ったレーシングカーについて「このクルマ、めちゃくちゃ速いんですよ」と地元紙インディアナポリススターに述べている。

「このままトレーラーに積んで、来年も乗せてもらえるなら、そのまま走りたい。どうやってあの走りができたのかもう一度考えてみたいですね」

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

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