「ノーベル平和賞に値する」大谷翔平の“神対応”に世界が注目。乱闘&死球後の紳士な振る舞いに称賛の声

【あわせて読みたい】大谷翔平や山本由伸が、メキシコの覆面レスラー姿に「この格好で打席に立って」と反響。ドジャース公式スペイン語版が投稿

6月19日（日本時間6月20日）に行われたMLBのドジャース対パドレス戦で、両軍が一触即発の緊張状態に陥った際の大谷翔平選手の“神対応”が大きな話題を呼んでいる。

舞台はドジャー・スタジアム。試合は終盤、ドジャースが5点ビハインドの9回表。パドレスのフェルナンド・タティスJr.選手が右肘に死球を受けたことで、同軍のマイク・シルト監督はすぐさまマウンドに駆け寄った。それにあわせ、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督もダグアウトを飛び出して激しい言い争いに発展。大乱闘寸前となり、両軍の監督が退場処分を受ける事態となった。

そして、その裏。ドジャースが2点を返し、2-5と追い上げムードのなか、大谷選手がバッターボックスへ。フルカウント目前、3ボールからの投球が大谷の右肩に直撃。観客のざわめきと共に、ドジャースベンチも怒りを露わにしたが、大谷選手は怒るチームメートたちをなだめるように制して、乱闘に発展するのを抑えた。

多くのファンから称賛されたのは、この後に大谷選手が見せたスポーツマンシップだ。

大谷選手は、チームメイトを制した後、なんとパドレスのベンチ方向へと歩を進め、敵選手たちと笑顔で言葉を交わす姿を見せた。

【動画】どんだけジェントルマンなんだ...死球後に敵ベンチへ歩み寄り笑顔で対応する大谷選手

さらに一塁に進んだ大谷は、パドレスのルイス・アラエズ選手としっかり握手し、両軍や球場を落ち着かせた。

両軍で死球が8つも記録されたこの4連戦。火花が散るライバル対決の中で、大谷翔平の一連の振る舞いに対し、SNSでは称賛の声が寄せられた。

SNS上では、「ノーベル平和賞に値する！」「まじでかっこいい」「なんて紳士的」「本物のスーパースターってこういう人」「あの場面で敵ベンチに歩いていけるの、ただ者じゃない」「あの握手で空気が変わった」といった声があふれた。