トム・クルーズ、自分を「ろくでなし」と罵った超有名バンドのコンサートを楽しむ

「トム・クルーズなんて大嫌いだ」「一本もいい映画に出演していない」と批判したあのイギリスのバンドの公演を、クルーズさんが楽しむ様子が投稿されました。
ニューヨークで開かれた映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』のプレミア試写会に参加したトム・クルーズさん(2025年5月18日)
ニューヨークで開かれた映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』のプレミア試写会に参加したトム・クルーズさん(2025年5月18日)
via Associated Press

トム・クルーズさんは、かつて自身を「ろくでなし」と罵り、俳優のキャリアを侮辱したバンドに対して、わだかまりを感じていないようだ。

音楽プロデューサーのゴールディーさんが7月26日にInstagramに投稿した、オアシス再結成ツアーのロンドン公演の観客席の画像には、クルーズさんも写っている。

オアシスのノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガー兄弟は、2007年のドキュメンタリー『Lord Don’t Slow Me Down』でクルーズさんを激しく批判している。

この時、兄のノエルさんは「あいつはクソ野郎で、一本もいい映画に出演していない」と発言。リアムさんも「トム・クルーズなんて大嫌いだ。ろくでなし野郎だ」と述べている。

20年前に「ろくでなし」と罵られたクルーズさんだが、ゴールディーさんが投稿した写真では満面の笑みを見せている。

ギャラガー兄弟が多くの人に批判的だったのは有名な話だ。それは兄弟間も例外ではない。

ふたりは喧嘩がきっかけで2009年にバンドを解散し、その後何年にもわたり公の場で互いを侮辱し続けた。

リアムさんは2011年のLA Weeklyのインタビューで「兄とオアシスを再結成して、ツアーをする可能性はあるか」と尋ねられ、「またあいつとバンドを組むくらいなら、自分のクソを食った方がマシですね。あいつは本当に惨めで哀れなどうしようもない奴だ。わかりますよね?まあファンが望むのであればやる可能性はありますが」と答えている。

しかし、ギャラガー兄弟はバンド解散から15年後の2024年に和解し、再結成ツアーをすると発表した。

オアシスは再結成を発表した時に、「銃声は静まり返った。星は並んだ。待ち続ける時間は終わった。見にきてほしい。テレビ中継はない」とコメントしている。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

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