ブラッド・ピットの母が84歳で死去。子どもたちを「誇りに思う」と語っていた

ブラッド・ピットさんの姪は「祖母は限りない愛を与えてくれました」と追悼メッセージで悲しみと感謝をつづっている
映画「F1(R) エフワン」のヨーロッパプレミア試写会に参加した俳優のブラッド・ピットさん(2023年6月23日)
映画「F1(R) エフワン」のヨーロッパプレミア試写会に参加した俳優のブラッド・ピットさん(2023年6月23日)
Samir Hussein via Getty Images

俳優ブラッド・ピットさんの母ジェーン・エッタ・ピットさん(旧姓ヒルハウス)さんが亡くなった。84歳だった。

ジェーン・エッタ・ピットさんの孫で、ブラッド・ピットさんの姪であるシドニー・ピットさんが8月6日、Instagramで公表した。

ブラッド・ピットさんの代理人も、TMZとPeopleに訃報を認めている。

シドニーさんは投稿で、「大好きなおばあちゃん、ジェーン・エッタ。私たちはまだあなたを見送る準備ができていないけれど、ようやく自由に歌い、踊り、絵を描けるようになったのだと思うと、ほんの少し気持ちが楽になります」とつづっている。

「祖母をご存知の方は、彼女がどれほど広い心の持ち主だったか知っていると思います。すべての人、すべてのことを気にかける人でした。理由なんていらなかった」

元スクールカウンセラーのジェーンさんは、トラック運送会社を経営していた夫のウィリアム・ピットさんとともに、ミズーリ州スプリングフィールドでブラッドさんとダグさん、ジュリーさんのきょうだいを育てた。

シドニーさんは追悼メッセージで、祖母が「強さや親切、公平さ、他人を優先すること、善い行いの大切さを教えてくれた」とも伝えている。

「彼女は限りない愛を与えてくれました。祖母に出会ったすべての人が、その愛を感じていたと思います。祖母がいなくなったこの先、私はどうやって前に進んでいけばいいのでしょう。でも知っています。筆跡や親切な行動、そしてハチドリの中に祖母は生きていると。まさに“純粋な愛”を体現した人でした」

「祖母の愛を受けて育つことができ、本当に恵まれていると思います。祖母は私たちひとりひとりの中に生き続けています」

ジェーンさんは公の場に姿を見せることはほとんどなかった。しかし2018年に、水問題などに取り組むNPO団体「ワールドサーブ・インターナショナル」の動画に出演し、自身の3人の子について「人々を助ける活動をしている子どもたち全員を誇りに思っている」と語った

「ニューオーリンズの災害での活動(ブラッドさんがハリケーン・カトリーナの後に立ち上げた住宅再建の「メイク・イット・ライト財団」のこと)も、ダグがタンザニアでやっていることも、ジュリーのエチオピアでの立派な仕事も、どれも本当に素晴らしいことです」

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

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