「50年の間、天井裏に眠っていたタイムカプセル」。3世代にわたって受け継がれた形見がすごすぎた

祖母宅から出てきた大正時代の花嫁かんざしがXに投稿され、話題になっています。

祖母宅から出てきた大正時代の花嫁かんざしがXに投稿され、話題になっています。

投稿したのは、くるみゆべし(@NociYubeshi)さん。

「祖母宅を掃除している母からなんか凄いの出てきた!と連絡が。見事な鼈甲のかんざし一式。全くの門外漢なんだけど、見る方が見ればわかるんだろうか」として、婚礼時の日本髪「文金高島田」を飾る花嫁かんざしの写真を投稿しました。 

この投稿は8.8万回以上「いいね!」され、大きな反響を呼んでいます。

投稿主によると、このかんざしは1900年(明治33年)生まれの曽祖母のものだそう。曽祖母が18歳前後で結婚した時に使われたものではないかといいます。

築70年弱の祖母宅解体を前に、見つかったものが多数あり、今回のかんざしはそのうちの1つだったようです。

投稿主の母は「長い時を経て、優しい祖母に出会えたようでとても嬉しい。まさに50年間、天井裏に眠っていたタイムカプセルです」と喜んでいるとか。

投稿には「とても素敵なお品ですね!!」「可能でしたらどなたかのお嫁入りに簪使って差し上げては?きっと皆様喜ばれると思います」「わあ、花嫁簪ですね」「美術館で展示するレベルに思えます」というコメントが寄せられました。

そのような反響に対して、投稿主は「50年もの間、日の目を見なかったかんざしが、たくさんの方々に『素敵!』と褒めていただき、とても驚いています。こんなに見ていただけるのであれば、もうちょっと綺麗に写真を撮ってもらえばよかった…(笑)。この投稿を見た皆さんからもさまざまな知見をいただき、とても勉強になりました」と話しています。