「サンライズは今後もブランドとして存続させます」バンナム広報担当者が明言

『機動戦士ガンダム』のアニメ会社「サンライズ」の社名が「バンダイナムコフィルムワークス」に変更されることが発表されました。
東京・お台場に設置されていた実物大ガンダム(2012年4月撮影)
東京・お台場に設置されていた実物大ガンダム(2012年4月撮影)
via Associated Press

『機動戦士ガンダム』や『ラブライブ!』などの作品で知られる大手アニメ会社「サンライズ」の社名が変更されることになった。

■バンナムの担当者「今後もブランドとして存続させていきます」

2月8日付けの同社のプレスリリースによると、バンダイナムコグループの映像関連会社2社と4月1日に経営統合して、「株式会社バンダイナムコフィルムワークス」に改名するという。

「バンダイナムコグループにおける世界中のファンに向けて“いい映像”を作り続ける集団」として世界中のファンと繋がっていくとしている。

サンライズの名前は社名からは消えるが、ブランドとしては残ることになる。サンライズの親会社であるバンダイナムコホールディングスの広報担当者は「皆さまに愛されてきたサンライズは、今後もブランドとして存続させていきます」と、ハフポスト日本版の取材に明言した。

■虫プロから独立したスタッフらが設立。ガンダムの大ヒットを生む

会社沿革によるとサンライズは1972年、虫プロダクションから独立した有志が集まって作られたアニメ会社「創映社」が母体。1976年に日本サンライズとなり、1979年に初回放送された『機動戦士ガンダム』は大ヒット作品となった。

1987年にサンライズと社名変更。1994年以降は、バンダイグループに入った。2005年のバンダイとナムコの経営統合に伴い、バンダイナムコグループの一員となっていた。

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