日焼け止めの「SPF」と「PA」の違い、分かりますか?2つの役割を解説

この機会にぜひ、自分に合った日焼け止めの選び方や使い方をマスターしておきましょう。

日焼け止めを利用してる人なら1度は目にしたことがある「SPF」や「PA」。

あなたは、2つの役割をしっかり理解していますか?

実は女性の2人に1人が知らなかった、SPF・PAの役割

ウェザーニュース会員によるアンケート結果
ウェザーニュース
ウェザーニュース会員によるアンケート結果

ウェザーニュースが行ったアンケートの結果では、女性の53%が、SPF・PAの役割をきちんと理解していないという結果が出ました。(4月25日実施 回答7,322人)

さらに男女別で詳しく見ると、両方知っているが男性17%、女性47%と、男性は約8割の人が、女性は半数以上の人が2つの役割を知らないという結果になりました。

それでは、ここからはSPF・PAの役割をみていきましょう。

UVBの防止効果を表す「SPF」

「SPF」は「Sun Potection Factor(サンプロテクションファクター)」の略で、紫外線によって起こる急性の炎症(サンバーン)の防止効果の程度を表し、UVBの防止効果を表しています。

数字が大きいほど紫外線B波(UVB)を防ぐ効果が高く、最大50+(SPFが51より大きい)と表示されます。

UVAの防止効果を表す「PA」

PAは「Protection grade of UVA(プロテクショングレイドオブUVA)」の略で、UVA(長波長紫外線)防止効果の程度を意味します。

防止効果の程度は+、++、+++、++++の4種類で表し、+が多いほどその防止効果は高くなります。

生活シーンや肌タイプに合わせて対策を

情報元:日本化粧品工業連合会
ウェザーニュース
情報元:日本化粧品工業連合会

日焼け止めは、利用シーンや肌タイプに合わせて自分に合ったものを使用することが重要です。

また、日焼け止めの効果を最大化するポイントは、ムラなく、たっぷりとつけ、こまめに塗りなおすこと。

UVケアが甘いと、シミはもちろん、シワやたるみなどのエイジングサインがじわじわと増えていきます。

この機会にぜひ、自分に合った日焼け止めの選び方や使い方をマスターしておきましょう。

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