ダイナミックな波が待つ、サーファー向けホテル10選

湘南や生見海岸に物足りなくなったら、思い切って海外へ。近郊ビーチがオフシーズンになっても、スリリングな波は世界のどこかで必ず見つかるもの。カリフォルニアのお洒落デザインホテルにしても、ゴールドコーストのグラマラスなリゾートにしても、ここで紹介する10軒に向かえば、今すぐ波が迎えてくれます。

湘南や生見海岸に物足りなくなったら、思い切って海外へ。近郊ビーチがオフシーズンになっても、スリリングな波は世界のどこかで必ず見つかるもの。カリフォルニアのお洒落デザインホテルにしても、ゴールドコーストのグラマラスなリゾートにしても、ここで紹介する10軒に向かえば、今すぐ波が迎えてくれます。

エコフレンドリーな藁葺き屋根のロッジが並ぶ「ハーモニー・ホテル」からビーチまでは、ジャングルをさっと抜けて徒歩2分。目の前に広がるのは、一年中コンスタントな波に恵まれた砂浜プラヤ・グイオーネス。ホテルにはサーフボード・レンタルやインストラクターも揃っていて、地元で一番のスポットを教えてくれます。

南カリフォルニアのハンティントン・ビーチは、"サーフシティ"というあだ名が付くほどサーフィン文化と由縁が深い土地。ビーチサイドにある「ショアブレイク・ホテル」では、サーフボードや大きく引き伸ばされたサーフィン写真が至る所に飾られています。自分は泳がないという人も、客室バルコニーから眺めるサーファー・ウォッチングは楽しめるはず。大会シーズンに合わせて行けば、世界トップレベルのサーフィンを間近で見ることもできちゃいます。

「ペリカン・アイズ」が佇むビーチタウン、サン・フアン・デル・スルが、サーファーの間で注目されるようになったのはもうずいぶん前のこと。けれど、観光地化が始まったのはつい最近のことだから、まともなインストラクターもまだ見つかるし、波取り争いもほとんどありません。

パーティー度数もテクノロジー設備も控えめで、環境に優しい「プラヤ・ビーバ」ですが、サーフィンに関しては勢い隠しません。8棟ある藁葺き屋根のカシータからは、メキシコ太平洋岸でも屈指の良質な波を確認できるはず。もし目の前のビーチに飽きても、車を1時間も走らせれば、最低6つのサーフスポット(上級者向けパイプラインに出会えるスポットもあり!)にアクセスできます。

サンフランシスコから120km南にあるサンタクルーズは、北カリフォルニアを代表するビーチタウンで、サーフィン文化も色濃い街。ボードウォーク沿いに60年代からあった寂れた中層ホテル「ドリーム・イン」は、近年ミッドセンチュリー・モダンのインテリアへと新装され、サンタクルーズに似合うちょっとレトロでお洒落なビーチサイド・デザインホテルへと生まれ変わりました。

サーフィンしにリオに来たなら、イパネマビーチなんて無駄な寄り道はしないでまっすぐジョアティンガへ。一日たっぷり波遊びをしたら、崖の上の「ラ・スイート・バイ・デュッソル」でゆったり疲れた身体を癒しましょう。日が暮れても水に触れていたいという人でもご安心を。全7部屋のこのホテルは、こじんまりしていても2つのプールを完備。しかもどの客室に当たっても、オーシャンビューは保証付きです。

確かにマヴェリックスの波とは比較にならないけれど、モルディブを囲むインド海の、暖かく透き通った水を個人インストラクター付きでパドリングし始めれば、文句なんて言う気もなくなるはず。しかも贅沢な水上バンガローに滞在するとあれば、これまでの生活さえ忘れそうになるかもしれません。ラーム環礁唯一の5つ星リゾート「シックス・センシズ」はモルディブ内でも特に清閑で、自然がそのまま残された環境で評判を得ている1軒です。

「ポンタ・ドス・ガンショス」では、ボードを積んだワゴン車ではなく、ヘリコプターで訪れるゲストを迎えることの方が多いはずですが、だからといってサーフィンと縁遠いというわけではありません。すぐ近くのサンタカタリーナは、ブラジル内屈指の波に出会える場所。しかもホテルだって雰囲気たっぷり。緑茂る丘にあるシックなプチ・バンガローからは、ベランダのハンモックや長イスに横になったまま、海の景観を眺めることができます。