米民主党大統領候補のカマラ・ハリス氏は8月6日、副大統領候補にミネソタ州のティム・ウォルズ知事を指名すると発表した。
発表後にハリス陣営がすかさず行ったのが、猫好きの有権者へのアピールだ。
ハリス陣営はウォルズ氏が飼っていた元保護猫アフトンの写真を、モンタージュ動画にしてソーシャルメディアに投稿。「猫好きはハリス-ウォルツに投票を」と呼びかけた。
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このウォルズ氏とアフトンの動画は、猫好きへのアピールであると同時に、共和党副大統領候補であるJ.D.ヴァンス氏への意趣返しの意味が込められている。
ヴァンス氏は2021年のFOXのインタビューで、アメリカが「子どものいない猫好きの惨めな女性」に動かされているという持論を展開し、その一人として、ハリス氏の名前を挙げた。
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今回ハリス陣営は自身への揶揄を逆手にとり、猫好きにアピールした形だ。
ちなみに、ウォルズ氏は猫だけではなく犬も飼っている。2024年4月にサウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事が犬を射殺したことを著書で回顧したことが批判された時に、ウォルズ氏は自身の愛犬におやつを与える画像をXに投稿。
「撃ち殺すところや、砂利採取場に放り出すところではない愛犬の写真を投稿してください」と呼びかけた。
ハリス陣営が投稿した動画は反響が広がっており、「アメリカ史上最もペット嫌いの大統領・副大統領候補であるトランプ-ヴァンスにとって悪夢では」「猫好きに悪い人はいない」などのコメントが投稿されている。
ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆しました。