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妊活を始めたばかりだけど、私たちの性生活に変化が… 【セックス・ダイアリー第12話】

排卵がある週はプレッシャーを感じ、セックスは形式的なものになってきている。

私たちはつい6週間前に妊活を始めたばかり。休日だったその日、私たちはピル(避妊薬)を捨てることを決意した。私たちは付き合って7年、結婚して5年になるが、今まで子作りを考えたことはなかった。私たちは結婚しているだけでも十分幸せだし、旅行したりなど2人だけの生活を満喫していた。子供について考えるまで5年の期限を設けていたけど、ついにその時がきたのだ。

実のところ、私たちの妊活については、まだ誰にも話していない。誰1人にも、だ。正直言って、今すぐ私たちは子供が欲しいのかということさえ、まだ完全に確信でが持てていない。でも、37歳と28歳の私たちは、歳を重ねることにプレッシャーを感じつつある。子供と一緒に遊んだり、サイクリングやキャンプに行ける体力があるうちに親になりたいし、年老いてきている私たちの両親が元気なうちに孫の顔を見せてあげたい。でも、私たちはまだ臆病でもある。

ピルを捨ててすぐに、初めてのピル無しのセックスをした時は、すごく危険でスリリングなことをしている気分だった。これで私たちの生活が変わるのだろうか?私たちはこの壮大な計画に長期間取り組んできているわけではないが(私たちには実際に妊活に苦労している友人たちがいる)、私たちの性生活にはすでに変化が現れている。

潜在意識からのプレッシャーや、ある特定の時、特に今週のように排卵日にあたる週には(私たちは、最も妊娠しやすい日を予想してくれる妊活アプリを利用している)、セックスをする「必要がある」という感覚が以前よりもずっと強くなっている。

プレッシャーがかかりすぎたために勃起障害が起き、肉体的にセックスできなかったことが、これまでに何度かあった。結局ドラッグストアに行ってバイアグラを購入することとなった。まだ使っていないが、万一に備えてベッド脇の引き出しに入れてあるというだけで安心できる。もはや、快楽のためにだけセックスをしているのではなく、もっと大きな目的のためにしているのだという心の葛藤が存在している。疲れてソファに横たわっているときも、ベッドに行かなきゃ、というプレッシャーが私たちの心につきまとうのである。

しかし同時に、セックスをより定期的にすることで、私たちはより親密になってきている。いつもだったら忙しい生活を送り、2人ともそれぞれのことをしているのだが、今はお互いに過ごす時間がもっと増えていて、それは素晴らしいことだ。

もちろん、ここで注意しておきたい点は、私たちにとってこれはまだ始まったばかりといういことだ。妊活に苦労している友人たちは、それほど気楽ではいられない。 私たちは今でもセックスを楽しんでおり、ろうそくの明かりを灯し、音楽をかけ、セクシーな服や下着を身につけ、シャワーを浴び、ムダ毛のお手入れをするなどして、ロマンチックな雰囲気を保とうと努力している。私たちは共にこの妊活という旅の出発点にいて、今はそれを楽しむようにしている。

そうは言っても、セックスは確実に普段よりも形式的なものになってきている。 いつもは、私たち2人ともオーガズムに達するが、今週は違った。妊娠するというプレッシャーは、セックスにおいては「私たち」というよりは男性側にかかってくる。 排卵が終わる来週には、いつものバランスに戻ることを願うばかりである。

赤ちゃんを作るためにセックスをしている時の気分を言葉で表現するのは難しい。確かに神秘的な要素が加わるものの、私たちが赤ちゃんを作ることができるということは、単純に素晴らしいことだ。

子供ができたら、2人の生活と関係が変わるだろうという点で、私たちは少し臆病になっている。しかもそれが、良くなるか悪くなるのかは、誰にもわからない。 この段階にたどり着くまで、私たちは話し合いを重ねてきているものの、2人共まだ、家族を持ちたい、子供を産みたいという願望と、現在の仕事と楽しみの生活を両立させようとしているところである。 いずれにせよ、私たち2人は変わらず互いに協力的であり、この奇妙な心理戦の期間を共に乗り越えようとしているところである。

セックス・ダイアリーは、ハフポストUK版に読者から無記名で寄せられたセックスに関するストーリー。ハフポストUK版に掲載されたものを、翻訳・編集しています。様々なセックスにまつわるストーリーを通じて、性にまつわる喜びや悩みをオープンに語り合おうという企画です。