ツモリチサト、エイ・ネットでのアパレル事業終了へ 浴衣などのライセンス商品、デザイン活動は継続

「今後も、津森のデザインを新しい形で届けていきたいと思います」
Kristy Sparow via Getty Images

アパレルのエイ・ネット(A-net)は4月3日、デザイナー津森千里さんが設立したブランド「ツモリチサト(TSUMORI CHISATO)」のブランド事業を終了すると発表した

国内は2019春夏シーズン、海外は2019年秋冬シーズンをもって、同ブランドの展開を終了するという。国内の店舗とオンラインショップでの販売も、7月中旬から8月末の間に順次終了する。

一方で、津森千里デザインスタジオによると、京都丸紅の浴衣や着物、ワコールのランジェリーウェアなど、別会社とのライセンス商品は今後も継続する方針だ。

アパレルのデザイン活動も続けていき、今後は新しいパートナーとの提携などを模索していくという。

津森千里デザインスタジオの担当者は、ハフポスト日本版の取材に対し、「津森も我々もまだまだ元気ですので、今後も、津森のデザインを新しい形で届けていきたいと思います」と話した。

津森千里さんは、文化服装学院出身のファッションデザイナー。卒業後はイッセイ ミヤケ インターナショナルに入社し、1989年12月に独立。1990年にツモリチサト(TSUMORI CHISATO)を立ち上げ、2003年にパリ・コレクションに初参加した。

ツモリチサト(TSUMORI CHISATO)の公式サイトに掲載されたお知らせ

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