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2020年08月01日 12時27分 JST

著名人ツイッター乗っ取り、17歳の少年ら3人をアメリカ当局が訴追。

ツイッターの社内システムに侵入し、オバマ前米大統領やビル・ゲイツ氏ら著名人のアカウントを乗っ取った疑い。

朝日新聞社
サンフランシスコ市にあるツイッター本社=2019年、尾形聡彦撮影

著名人ツイッター乗っ取り、17歳少年らを米当局が訴追

 米司法省やフロリダ州司法当局は7月31日、米ツイッターで同月15日に起こった大規模なハッキングで、17歳の少年ら3人を訴追したと発表した。ツイッターの社内システムに侵入し、オバマ前米大統領やビル・ゲイツ氏ら著名人のアカウントを乗っ取った疑いがもたれている。

 米ツイッターでは15日、社員のログイン情報をハッカーにだまし取られて、社内ツールへの侵入を許し、約130のアカウントが攻撃された。このうち45のアカウントは乗っ取られ、オバマ氏や大統領選で民主党候補に内定しているバイデン前米副大統領ら著名人のアカウントから、「(暗号資産の)ビットコインを送付すれば、2倍にして返信する」という内容のメッセージが次々と発信された。

 米当局は31日、この事件の主犯格で、フロリダ州タンパ在住の17歳の少年を、詐欺などの疑いで逮捕。また、ハッキングに関わった英国在住の19歳と、フロリダ州オーランド在住の22歳の2人も訴追した。

 17歳の少年は、ツイッター社員から社内ツールへのログイン情報を盗み取り、オバマ氏ら著名人のアカウントを乗っ取ったあと、ビットコインを送付させるメッセージを投稿して、人々から10万ドル(約1060万円)相当以上のビットコインをだましとった容疑が持たれている。

 米メディアでは、この事件はもともと、希少価値のあるアカウント名を乗っ取って闇市場で売買する目的だったと指摘されている。

 オーランド在住の22歳はハッキングを助けた疑いで、英国在住の19歳は送金詐欺などの疑いで訴追された。(サンフランシスコ=尾形聡彦)

(朝日新聞デジタル 2020年08月01日 10時35分)

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