Twitter、ツイート取消し機能や広告ブロックなどを検討?有料会員向け機能をアンケート調査

その他には、高解像度な動画投稿、高度なアナリティクスやカスタムハッシュタグ、プロフィールバッジなどが候補に挙げられています。
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GLENN CHAPMAN via Getty Images

Twitterは7月初めに「サブスクリプションプラットフォーム」構築のための求人広告を出し、その数週間後にジャック・ドーシーCEOがユーザー課金の可能性を検討していると公式に発言しました

そうした動きに続き、同社が有料プランで提供する機能につき、ユーザーの希望を調べるアンケートを行っていることが報じられています。

これはTwitterユーザーのアンドリュー・ロス氏が、同社から送られてきたアンケートのスクリーンショットを公開したことから明らかになったしだいです。

Twitterユーザーからの要望は圧倒的に投稿済みツイートの編集機能と思われますが、アンケートには言及がありません。ただし近いものとして、「送信の取り消し」オプションの項目があります。

その他の有料プラン限定機能としては、表示する広告を減らすないし完全ブロック、高度なアナリティクス(ツイート分析ツール)やカスタムハッシュタグ、プロフィールバッジなどが候補に挙げられています。

以下、アンケート項目の大まかなリストです。

  • 30秒以内のツイートを取り消せる「送信アンドゥ」ウィンドウ(ウィンドウ内に投稿した内容が30秒間保留され、時間内に取り消した場合は誰の目にも触れない。いったんタイムラインに表示されてから消される現在の削除機能とは異なる)

  • TwitterアプリとWeb版のカスタムカラー

  • 無料版よりも長く(最大5倍)高解像度な動画の投稿

  • より高度なアナリティクス

  • カスタムプロフィールバッジ(ジャーナリストがどの出版社で働いているかを示すバッジを付けられるなど。

  • すばやくリプライしやすくする定型文回答

  • 求人募集機能

  • カスタムステッカーとハッシュタグ

  • 他のアカウントへのインサイト(そのユーザーとの過去のやり取りをすべて表示できる)

  • 大規模な組織において、パスワードを直接共有せずに会社のアカウントへのアクセスを許可しやすくなる「ユーザーロール」

  • 広告を減らす、ないし完全ブロック

業務上の情報発信および分析に使うプロユーザー向けの項目が多めですが、ツイート取り消し機能や広告を消せる機能は一般ユーザーにも人気が出そうな印象です。「減少」と「完全削除」を区別しているあたり、もしかしたら料金プランの金額により広告の量を調節することもあり得るのかもしれません。

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